いつか結婚相談所でも導入されるかも!?知らないとヤバい信用経済の話(中編)

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「いつか結婚相談所でも導入されるかも!?知らないとヤバい信用経済の話(中編)」です。

 

 

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昨日までのおさらい

昨日までは信用経済はどんなものか?そして、信用経済が婚活にどう関係があるのか?について解説してきました。

そもそも信用経済とは、人間の年齢や性別、職業、購買行動など個人に紐づくさまざまなデータを分析し、個人の信用力を数値化したものです。

例えば、よく言われるのが「あの人は良い人だから結婚相手にはぴったりだよ。」って言葉です。 良い人って言われたくらいでは結婚相手の決め手には欠けるじゃないですか? その「良い人」の度合いを数字で表すのが信用経済だという話をしました。

そして人間の信用が可視化されているのであれば自然と、〇〇点以上の人ではないと結婚できないという流れになるだろうまで話したのが昨日です。

今日は婚活では信用スコアがどんな感じで使われていくんだろう?ということをお話していきます。

信用スコアで評価される婚活者

昨日までの話を聞いて、「そうは言っても数字で結婚相手を選びたくない」と思われた方は多いと思います。 もちろん好きとか嫌いとかはそんな数字で測るものではありません。

でも、それは相手探しの時は違います。僕たちは婚活している際は無意識に「性格的に良い人」や「人として恥ずかしくない人」をお見合い相手に選ぶと思います。

要するに、ある程度人間を見た上で付き合うかを決める。 好きになるかどうかはそこからなんですよね。

いくらプロフィールや口先だけで「共家事共育児をします」「暴力を振るわず温厚な性格です」「ギャンブルなどをしない堅実な性格です」なんて言われたとことで信用できないですよね? そんなのは身内とか本人しかわからないですし、僕らが身内と言えるほど仲良くなったとして、人間の本性というのはそこから分かるものです。

そこまで仲良くなってからそれが分かるよりは、はじめから数値化されていれば楽じゃないですか? この人ならOKそうって初めに安心して付き合えば、その人の内面や人柄を純粋に見て上げられませんか?

社会的なマナーが良い、人としてが信用できる。 知らない第三者でもそれがひと目で分かるように信用スコアがつくられました。

信用スコアがどんなところに使われているか

では一体どんな所で信用スコアが使われているのでしょうか? 日本ではまだ馴染みのない信用経済ですが、お隣中国ではバリバリ使われています。

レンタルサイクルの保証金

例えばレンタルサイクルの保証金です。日本でもチラホラと見かけるようになりましたが、中国ではレンタルサイクルが普及しています。

レンタルする料金は結構安いので多くの方が利用しています。 多くの人に借りてもらうのは良いことなのですが…

でも、あなたが貸す側であったら、安いお金で貸してしまったら自転車盗まれないか心配になってしまいませんか? そして乱暴に扱われて壊されてしまうことも心配ではありませんか?

ここで登場するのが信用スコアです。 前回説明しましたが、信用スコアはその人の行動も信用の対象として見ています。 業者側は蓄積された信用スコアを確認し、相手が丁寧に扱ってくれそうな人であれば保証金無しで自転車を貸出します。

一方で、過去の信用スコアからちゃんと自転車を返してくれなそうな人からは担保として保証金を取るような運用をしています。

つまり、ちゃんと返したりちゃんとお金払う。 この当たり前の事をすることで個人に信用が貯まるという立て付けになっています。 信用がある人には保証金も無く、利用料も安く使えるということですので、出ていくお金が少なくなります。

つまりは信用持ち=お金持ちになる世の中になります。

不動産の取引き

そして不動産の取引きにも使われています。今もそうですが、僕たちが住居として不動産を借りる時は必ず保証人または機関保証が必要になります。これが必要なのはやはり、不動産屋さんはお客さんがどの程度信頼に値する人かわからないからだと思います。

こんな時に信用スコアがあると、以前住んでいた物件の扱い方からその人が信用できるかどうかが分かると思います。

例えば、家賃を滞納せず払えたか?ちゃんと収入があるか?物件を壊さずに住めるか?騒音等で近隣住民から苦情が無いか?

信用スコアで可視化されることで、一定以上ポイントが高い人は信用もできるし、そういった保証人もいりません。

余計なコストがかからないということは家賃や仲介料が安くなることに繋がります。

これは自動車保険に似ているかもしれません。 無事故無違反で余計なことをしない人は保険料がどんどん安くなっていく。

その情報を社会で共有しようというのが信用経済です。 つまり信用経済では信用が無いことはコストになっていくし、信用があればどんどん無駄なコストが無くなって豊かになっていきます。

婚活者自身も信用スコアで評価される

ここまでは中国の話でしたが、日本でこんなことが導入されたら一体どうなるでしょう?

結婚相談所を通したお見合い結婚では年収とか年齢のように出会う相手をある程度選別しています。 そうはいっても今現在はそこまで足切りはせずに「とりあえず会ってみよう」とみんなお見合いをしています。

ここに評価経済が進出してくるとどうなるでしょう? まず、出会う異性との釣り合いが見えてきます。

例えば星5つで人間を評価すると考えて見ましょう。 仕事は給料が高いいわゆるホワイトカラー、大学も有名大学を出ていて信用スコアが高い。 性格も良いので、他の信用スコアも高く、どうやらこの人は満点の星5つのようだ。

こうなった場合、この人とお見合いが組めるのはどんな人でしょうか? おそらくこの人は自分と同等の星5つの人としかお見合いは受けないと思います。 つまり、結婚は5つ星の人同士でしか結婚が成立しないことになるでしょう。

そう、みんな自分より星の評価が低い人となんか結婚したくないですから、5つ星と3つ星の結婚ははありえない訳です。

今の婚活界隈も人間の信用スコアは可視化されていないのでここまでではありませんが、あまり無茶な組み合わせにはなっていません。 人は無意識のうちに相手を見て自分に見合うか?知らず知らずのうちに相手をクラス分けしていると思います。

多分信用スコアが持ち込まれたらこの傾向は強くなるはずです。 だって、自分で調べるより簡単ですから。

仲人も信用スコアで評価される

そうなると、僕ら仲人も信用スコアで評価される未来が来るかもしれません。

例えば、アマゾンの口コミとかを見ているとわかりますが、良いことばかり書いている人のレビューって信頼ができないじゃないですか? 逆に悪いことばかり書いている人も同様ですよね?

こんなことを言ってはアレですが、そもそも口コミ自体が信用できないんです。 それは、その人がそもそも商品をおすすめするレビュー能力のある人か分からないからです。

そうなると今度は商品の前にレビュアー自体の信用も必要になってくる。

これと同じで、やっぱり仲人の信用も必要になってくる。 「この人を紹介して来たけど、そもそもこの仲人は信用できる人なんだろうか?」という形ですね。

なので婚活者に限らず信用経済は知っている必要があるし、勿論僕ら仲人も。 というより経済活動に参加する人全てが理解する必要があります。

高望みができない世界線になってくる

こうなってくると勿論、高望みができない世界線になってきますよね。 若い時は適当に過ごしてきて、いざ結婚となったら高い年収の人と結婚をして楽して暮らしていきたかったり、いくつも歳下の女性と結婚したいなんていう考え方は通用しなくなります。

だって、自分と釣り合う人間が可視化されてしまうから。 同じランクの人だけを相手にしていればいいんですよ。

これが信用経済です。良いのか悪いのかはわかりませんが、みんなで考えておいた方がいいと思います。

昨日までは信用経済はどんなものか?そして、信用経済が婚活にどう関係があるのか?について解説してきました。 そして今日は婚活では信用経済はどんな感じで使われていくんだろう?ということをお話し、明日はその信用スコアをどうやって上げれば良いのかについて解説します。

 

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