こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。
このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。
本日のテーマは「【未来予想】あと10年もすれば結婚相談所も整形を勧めるようになるだろう」です。
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明らかに世の中の流れが変わってきている
最近驚いたことがあって、それは芸人さんが自分の容姿で笑いを取れなくなったということ。
取れなくなったと言うより、自分の容姿をネタにすることをやめると宣言する人が増えたということですね。まぁ、この事で容姿をネタにしている他の芸人さんも自分の容姿をネタにしづらくなっていますので、結果的に容姿で笑いを取れなくなったということなんですけど。
この話は去年の松本人志さんの「ワイドナショー」でも取り上げられていました。

例えば3時のヒロインの福田さんは、自身のTwitterで「私達は容姿に言及するネタを捨てることにしました」と宣言したり、尼神インターの誠子さんもインタビューで「容姿をいじるネタはやめました」と宣言しています。
理由は「容姿ネタって、どんどんウケなくなっていってるなっていうのを劇場でも、すごい肌で感じてた」ということらしいです。
これは世間が容姿ネタで笑わなくなってきていることを肌で感じ取っての結論であったと思います。
この流れに乗ると、例えばわかり易い例でいうと、トレンディエンジェルがハゲラップで売り出していて、アインシュタインの稲田さんは自身のアゴが出ていることをネタにしているわけですが、これを封印せざるを得ない流れになってきている。
別に彼らがつまらなくなったのではなく世の中が人の容姿で笑いを取れない。それを許さない風潮に変わってきているということですね。
こういった話を聞いていると、かつてあった小人プロレスを思い出します。
小人プロレス
低身長症という大人になっても身長が低ままという障害。小人プロレスはそんな障害を持った彼らがパフォーマンスをするための集まり。
その人達がプロレスの前座として試合をして客席を沸かしていたわけですね。
結構人気が出てきたのだと思います。いつしか人権団体がそれを嗅ぎつけて出てきてこれを中止に追いやるわけですよね。
障害者を働かせた上に、あろうことかその障害の部分を見世物にして笑いを取るなんて不謹慎だと。
そして結局この小人プロレスをやめさせられて彼らは仕事がなくなり、食うことができなくなったわけです。
一連の流れを見ていると、そもそも彼らの事を思って行動した人権団体が彼らの働く権利であったり、スポットライトを浴びる権利を侵害したというなんとも皮肉めいた話なんです。
今回の件もそれとなんか似ているなと感じました。 芸人さんは決して自分たちの容姿をネタにはしているけどそれに負い目を感じてはいないと思うんですよ。だって、それだったら芸人として人前に出ることなんかしないわけですし。
(ぶっちゃけそんなに容姿悪くないですし他の仕事だって問題ないはずです。)
ただ、今度は人権団体でなく世間はそれを許さないんだと。
そうなってくると、これが行き過ぎたら芸人は美形の人しか出来なくなりませんか? お笑いってどうしてもツッコミとボケが分かれるじゃないですか? 仮にブサイクがボケをしていたとして、見た目の良い人がボケの頭を叩いていたとしたら、世間の目からはいじめているようにしか見えなくなると思うんです。
つまり美形の人しか芸人をできなくなる。そしてその流れはどんどん加速して他の業界にも飛び火していくのでは?というのが僕の予想です。
多分今にも増して食える芸人さんが減ってくると思います。
美しいものは正しく、そうでないものはよろしくない世の中
いま世間は、美しいものは正しく、そうでないものはよろしくないと考え始めているのでは無いでしょうか?
世の中の流れとして一般人にもこの流れが来る
恐らく、世の中の流れとして僕ら一般人にもこの流れが来ると思っています。
どういうことかと言うと、僕はいろんな所で髪が薄いと言っています。 特にそれをコンプレックスにとらえているわけではなく、人との話の中で笑いを取っているくらいなのですが。
例えばそんな僕が銀行の窓口で働いていたとしますよね? そこへ人権団体の人が来て、「ハゲを見世物にするとは何事か!この人は窓口に立たされて自分の容姿で傷つけられているんだ!即、他の業務をさせなさい!」なんて言い出したらどうなると思います?
こうなってくると容姿が劣っている人は、人前に出る仕事が出来ないですよね。 僕ら一般人でも小人プロレスのように仕事が出来ず生活ができなくなってしまう人が出てくるのでは無いでしょうか? 実は僕らは守られているようで人権団体やそれらの考えに賛同する人々ににつぶされてしまうのではないか?と、とても心配しています。
この流れはルッキズムを助長している
そうこの流れはルッキズムを助長しているのではないかと思うんです。
難しい話でごめんなさい。結論に持っていくためにはこの話をしておかなければならないんです。 付いて来てください。
ルッキズムとは
まず、ルッキズムとはなんぞやという話ですよね。 ちょっとWikipediaから説明を借りてきますと…
「Looks(外見・容姿)+ism(主義)」から産まれた外見至上主義を意味する。高身長、痩せた体型、脱毛していること、肌荒れが無いこと、二重まぶたであることが好まれ、「容姿の良い者を高く評価する」「容姿が魅力的でないと判断した人々を雑に扱うこと」を指す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AD%E3%82%BA%E3%83%A0
(中略)
外見至上主義は批判されるが、現実には研究によると、外見が仕事や学業への評価を左右すると示されている。欧州経営大学院の教授らの論文(2020年)によれば、「非常に魅力的」な外見の人は「平均的」な人より収入が2割高く、昇進のチャンスも多い。別の論文では、外見が魅力的な人が書いた学術論文はそうではない人の論文よりも高く評価される傾向があった。
ということはそもそも僕らは容姿によってかなり人生のハンデを背負っているということになります。
世の中の流れは
しかし、世の中の流れは「ルッキズムは良くない」なんですよ。 「見た目で人を差別するのは良くない」「容姿で仕事の出来不出来は関係ないじゃないか」世の中の流れはそうです。 僕もこれらの考え方には同意です。
容姿以外にも人間には様々な取り柄がありますので。
ただ、彼らや僕みたいに薄毛だったり、容姿が悪い人を救うと結果的に僕らの生活ができなくなるというジレンマがあります。
そう、結局巡り巡って容姿が良い人じゃないとダメじゃんってことなんです。 つまりは世の中は結局ルッキズムに傾いていっているわけですね。
これと婚活がなんの関係があるのか?
でも世の中がルッキズムに進んでいると僕たちの婚活に何の影響があるんだよって思いますよね? だって今までもそこまで容姿が良くなくても結婚できる人はいるし、これからも一定数容姿の良くない人も生まれてくるわけだから完全にそうはならないのでは?と。
ただね、一般人でも容姿が良くないと生きていけなくなる。生活する上で不利になる時代になってしまうのではと僕は危惧しています。 先程の例でも申し上げたように、例えば僕のように顔は平凡、髪の毛が薄い男が銀行窓口のような人前に出る仕事が出来なくなっていくっていう話をしましたよね。
次に僕ができる仕事はなんでしょう? 恐らく人目に付かない事務作業ですよね?
そうすると人権団体はまた来るのでは無いでしょうか。 「彼を裏方で働かせているのは容姿が悪いからですか?」って今度は難癖つけてきますよね。
そうなるとどうなるかって言うと、企業は思うわけです「やべぇ、ブサイク雇うとめんどくせぇ。今度からイケメンだけ採用しようぜ」と。
これは本当に極端な例だと思いますが、芸人さんの例を見ていると世の中そうなりかねないじゃないですか。
こうなってくると人々は思うわけですよ。ルッキズムに潰されないためにはどうするか? 容姿の良い相手を結婚相手として選ぶしかないですよね。
だって容姿が悪いと仕事も出来ないし潰されてしまうから。
ここで最近見つけた面白いデータがあるのですが。 fumumuという女性用のネットメディアがあるんですけど、そこが全国の男女に整形について肯定的かどうかのアンケートをしたみたいなんです。

その答えを見ると
20代男性:21.8%
20代女性:37.8%
30代男性:29.3%
30代女性:38.6%
見事に結婚適齢期の女性は整形について男性よりも肯定的なんですよね。 僕がここまで話したルッキズムの話について、ここまで深く考えているかは分かりませんが、30代以下の女性は整形に肯定的だったわけです。
たぶん、まだ男性の方が整形に否定的な人が多いから表立っては言わないけど、メスを入れてでも見た目を変えろと思っている女性は沢山いるだろうなと予想しています。
この風潮が進んでくると、あと10年もすれば僕ら結婚相談所は整形を勧める必要があるのだろうなぁと予想しています。
本当にそうなるのか?
でもにわかに信じがたいですよね? 僕もこんな世の中になるのは嫌だなぁと思うし、予想は外れることもあると思います。 (大局観は大切ですけどね…)
なぜ僕がこんな事を言っているのかというと、世の中の美や容姿に対するトレンドって、結構芸能界にリンクしているんですよ。
まぁ、モデルさんとかデザイナーさんが近い業界なので当たり前と言えば当たり前だと思うんです。
例えば…
- 歯科矯正
- ホワイトニング
- 全身脱毛
- 整形暴露
歯科矯正は僕が小学校くらいの20年くらい前にはやっている人が多かったです。 そして10年くらい前になったらホワイトニングする芸能人が結構出てきて、今度は全身脱毛ですね。これは5年ほど前から芸能人でもやっていることを公表し始めています。「VIOをつるつるにしました」とかね。
そして最近は整形をしたことをカジュアルに話したり暴露したりする芸能人も増えてきましたよね。「鼻にヒアルロン酸を打った」とかね。
芸能人の整形自体は昔から噂をされていましたが、ほとんどタブーとされてきていました。
これって一部の感度の高い層は芸能界よりも先んじて行っていたと思いますが、基本的には世の中も芸能界の動きと連動している事が少なくありません。最近では一般の人でもVIOやっている人増えましたもんね。
それはそうですよね。 それだけ影響力があるから広告塔として起用されるわけですから。 なので先程も20〜30代の女性には整形に対する肯定的な人が増えてきているのだと思います。
なので美容整形が今以上に一般的になってくる未来というのはやってくると思います。
それが正しいか間違っているは分からないけど。 こうなってしまう未来は少なからず予想できますので備えようというお話でした。
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