こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。
このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。
本日のテーマは「未婚率が上がるのも熟年離婚が増えるのも本質的には同じと思う話」です。
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未婚率が上がるのも熟年離婚が増えるのも本質的には同じと思う話
先日ツイッターのトレンドで「熟年離婚」というワードが出ていました。
読んでそのまま、熟年離婚が増えてきたということなのでしょう。
実際に厚生労働省の人口動態統計によると1985年には2万組であった熟年離婚の件数が、2019年では2倍の4万人となっています。
これは完全に僕の私見ですが、昨今の未婚率の上昇と熟年離婚については、本質的に通じるものがあると思っています。
その理由として大きいのは、女性に経済力が付いてきたということだと思っています。
昔の場合を考えてみましょう。
昔は女性が一人で生きていくのが経済的に難しい時代でした。
このため、ある程度酷い男性であっても結婚できました。
しかし、そういった酷い男性との結婚は、お金や安定を求めるためのものであり、夫婦としての相性が良いとは言えなかったのではないかと思います。
そして、現代を考えてみましょう。
結婚生活を営むうえで、お金や安定だけでなく、夫婦としての相性や信頼関係を重視するようになってきたのです。
今、徐々に未婚率が上がっているのは、経済的に自立した女性が増えたからです。
女性が社会に進出し、同等に働く権利を得たことで、男性が一人で稼ぐだけではなく、女性も働くことが求められるようになりました。
その結果、女性が経済的に自立し、人生の選択肢が増えたため、結婚をする必要性が薄れてきたのです。このことが、未婚率の上昇につながっているといえます。
だって、そうですよね自分一人で生活できるだけの収入は得ているし、自分の身の回りのことは当たり前にできるし。
一方で、結婚をすれば相手の身の回りのこともやってあげなければいけない。相手だけが楽になって自分の負担が増える。って思うと結婚などしようとは思えないですよね。
共働きで女性の収入を当てにするうえに家庭の負担まで増やそうと思う男性が未だにいれば、そりゃあよほどの事がないと結婚したくないと思う女性が増えても仕方がないです。
未婚率の上昇と熟年離婚の上昇を見ていると、初めから結婚しないのか、後で離婚するのか、ただそれだけの話です。
酷い男性に対してNoを突きつけている状況は本質的には同じだと思います。
熟年離婚については、今までは相対的に見て女性が貧乏な時代だったので、相手にされていただけの男性がはじかれただけなのでしょう。
今まで男性だけの武器であった経済格差が徐々に無くなりつつあります。
そのうえ一般的に、女性は男性よりも美意識が高く、家事もできます。子供も産めます。それに加え、同等に稼げるようになってきています。
だから男性は稼ぐだけではなく、家庭の中での家事や育児にも積極的に参加することが求められるようになっています。
これにより、男性に対する女性の期待も高まり、男性が自立し、女性によりかからないことが求められるようになってきました。
こんな社会の流れになってきて、結婚して結婚生活を維持していきたいなら、どうするか？ これを男性がちゃんと考えていかないと相手にされないんですよ。
「自分の収入はそこそこまでしか行かないから、共働きをして欲しい。家事と育児はなんとなくやるから。」という考え方を変えない限りは女性にメリットは無いんですよ。
だから、変な男性と結婚するくらいなら未婚を選びたいという女性が増えていくのでしょう。
別に異性に媚びる必要はありません。
ただ、自分が結婚生活で相手に何を提供できるかをちゃんと考えて、相手に選ばれるように努めたほうが良いと僕は思っているだけです。
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