日本人に圧倒的に足りない婚活で必要なGIVEの精神

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「日本人に圧倒的に足りない婚活で必要なGIVEの精神」です。

 

 

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日本は世界で一番人を助けない国

イギリスのチャリティーズ・エイド・ファンデーションという団体が毎年、「この1ヶ月の間に、見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」、「この1ヶ月の間に寄付をしたか」、「この1ヶ月の間にボランティアをしたか」という3項目のインタビューをしています。

そのインタビューをベースに「人助けをする国ランキング」を毎年発表しているのですが、最新の2021年のランキングでは、日本は参加114カ国の中でぶっちぎりの最下位になったそうです。

1位から113位まではほぼ1ポイントずつ低下、113位のポルトガルのスコアは20ですが、最下位の日本に至っては12とポルトガルのスコアとは8ポイントも水をあけられています。
僅差ではなく、大差で最下位です。
僕たち日本人は、世界で一番、他人を助けない人種らしいです。

ま、確かに、日本人が、困っている人に対して「見て見ぬフリ」をするシーンって、時々、見かけますよね。 先日電車の中でタバコを注意した高校生が暴行を受けたというニュースがありましたが、あのように見て見ぬ振りをするのが日本人です。

2CHを作ったひろゆきさんがこの件に関して、「見て見ぬフリをして自分が殴られなかったから良かったと思う人達が多いと社会が悪くなります」のようなコメントをしたところ、「イジメを止めて、自分が巻き込まれるより放っておいた方が安全」という人が多かったです。 調査の結果通りだったと思います。

そして、外国人が日本に来て困っていそうでも誰も話しかけません。中学高校と6年間も英語を習ってきて「しゃべれません」と無視をするのが僕たちです。

まぁ、日本に住んでいたら、全員がそうだから、それが当たり前で、それが世界基準として捉えてしまう人が多いですが、他の国や地域は全然違うんです。

貧しい国の子供でも富をシェアする

今はこのご時世なので無理ですが、僕は海外旅行が好きでたまに東南アジアの国に行きます。

これは現地の人と交流がある方から聞いた話ですが、スラム街の子供で、彼の仕事をお手伝いしてくれる子がたまにいるそうです。(頼んでもいないのに)

たくさん手伝ってもらったので、お小遣いをあげると、その子はとても嬉しそうな顔をしてコンビニに駆け込むそうです。
そこで、その子はさっきあげたお小遣いを全額使っておやつを買うんですけど、買ったおやつを、まわりにいる友達にプレゼントして回るそうです。
結果的に自分の取り分はほんの少しになるのですが、そんなことは彼らには関係ありません。

東南アジアの貧しいスラム街の子供の話ですよ? ちなみにアフリカの子どもたちも、お金とか食べ物をもらったらみんなでシェアするそうです。

僕たち最下位の日本人は、この発想にはなかなかならないですよね。周りがお金に困っていても自分で使いますよね? ボコボコにされている高校生がいても見て見ぬフリをしますよね?

でも、彼らは違って、手に入れた富をシェアするし、困った人を助けるんです。 日本人なら、「損じゃん」と思っちゃうところですが、彼らは「人を助けると得じゃん」と考えるんです。
ここで助けたら、今度、自分が困った時に助けてもらえるから」という考え方です。 自分にGIVEの精神があるから他人のGIVEの精神を信用してるんですね。

もらったお小遣いを使い果たして手元にある富が無くなったところで、それは巡り巡って誰かがGIVEしてくるから自分が損したとは考えない。

しかし、日本だと誰かにGIVEしても、巡り巡って返ってくるかどうか分からないから誰もGIVEしない。 なので、「貧乏は自己責任」「ヤバそうな奴に絡んだから自己責任」みたいなノリになってませんか?

損得勘定の考え方がバグっているんです。

婚活ではGIVEが出来なければ結婚できない

GIVEがし合えないと自分のことをちょっとずつやらなくちゃいけないんです。
「僕たちは狩りに出てくるから家を守っておいて」ということはできません。自分の食料を捕りつつ家まで守らないといけない。

遠くに行けば大きな獲物が取れるのに、家を守ってくれる人がいないので近所にいる小さな獲物を取るしか無い。

大きな獲物が取れれば暮らしが楽になるのにそれができない。

普通に考えたら狩りをするのが得意な人、家を守るのが得意な人が分担すれば豊かになるのにそれが出来ない。 この状態が今の日本です。

婚活もこんな感じですよね。

「外で働きたくないから、資産や収入のある人と結婚したい」という人がいます。 では、家の事はやってくれるのかな?え?今どき家事と育児は分担するのが当たり前?それは高収入の相手にとっては割に合わなくない?

稼ぐのが得意な人に合う相手は家事が得意な相手なのですが、多くの人は「家事が得意」という理由ではなく「働きたくない」という理由で高収入の人を希望します。(建前では支えたいとか言います)

一方で「バリバリ仕事したいから、家事育児ができる人と結婚したい」人もいます。 バリバリ仕事したい割には、よく見るとそれほど稼げるわけでもない。 どっちかと言うと共働きして家事を分担したほうが収入も増えるのにそれをしない。要は家の事をしたくなくて仕事に逃げているんですね。 相手からしたら家事育児を押し付けられているのに収入が低いと割に合わなくないですか?

このように今の婚活業界では自分の欲求を満たすための相手を探すことを婚活だと勘違いしてる人がとても多いです。

結婚は将来をお互いに誓い、病めるときも健やかなるときもともに添い遂げるものです。 希望を叶え合う結婚を優先して、初めは良いかもしれませんが、相手が病気になったりリストラに遭ったりして当初の目論見と外れたらどうなるでしょうか?

まさか相手を捨ててさっさと離婚するのでしょうか? それとも「こんなはずじゃなかった」と離婚もできず、好きでもない人と後悔しながら家族ごっこをして生きていくのでしょうか? あなたがそう感じる可能性もあるし、相手もそう感じてあなたが捨てられる事も有りえます。

どう生きても僕の人生ではないのであなたの勝手とは思いますが、せめていろいろな条件の前に一緒にいて安心できる人をまずは探しませんか?

まぁ、人助けをしない人達だから、自分のことしか考えないか。

 

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