マッチングアプリでヤリモクや既婚者が取り締まられない理由

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「マッチングアプリでヤリモクや既婚者が取り締まられない理由」です。

 

 

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先日こんなTweetをしました。

女性がアプリで真剣な出会いを探すのは確率が低いとずっとお伝えしています。
✅既婚者を取り締まれ!
✅ヤリモクを取り締まれ!

いい加減気付こうよ。大抵のアプリは男性が有料で女性が無料だよ? そんなことするわけ無いじゃん。お客様は男性なんだから。 女性に有利なルールには絶対ならない。

これについて結構反響がありましたので、今日は深堀りしていきたいなと思います。
ちなみにこの記事の話はマッチングアプリの運営側に確認したわけではありませんので、アプリの運営者に文句は言わないでくださいね。
でもマッチングアプリを運営するなら普通こうやるよねという予想で話しています。

目を覚ませ!マッチングアプリの運営からすると女性は客では無い

まず、怒らせる事を言いますが、マッチングアプリの運営者からすると、女性はお客様ではありません。

何でこんな酷い男たちを野放しにしているの?被害者がどんどん出てくるじゃないか!!」といくら叫んだ所でアプリの運営者は対応してくれません。

目を覚まして良く考えてほしいのですが、利用者数の上位5つのマッチングアプリのペアーズ、タップル、Omiai、With、Tinderはどれを見ても女性は無料で利用できます。

誰から利用料を取っていますか?男性からですよね?
であればマッチングアプリの運営側も男性側に配慮した運営をするのが普通ではないですかね?

嘘だと思うのであれば上記全てのアプリの料金を見てみてください。女性から料金を取っていないのであれば女性に有利なルールには絶対なりません。

厳密に言うと女性向けにも有料プランがありますが、ほとんどの方が無料で使っていますし、それに課金した所で男性の料金よりも安いです。

マッチングアプリの運営者が彼らを取り締まるわけがない

日本の婚活市場は男余りと言われるほど男女比で男性の割合が高いです。 そして、男性は女性よりも平均年収が高く資金力がありますので、利用料金を取るターゲットとしては男性をまず狙うでしょう。

そのうえ、マッチングアプリには本来のターゲットでは無い既婚者の男性や遊び目的の男性も入って来ます。 普通に考えてこんなボロい商売ができるサービスは他に無いですよね。

考えてみてください。脱毛サロンに脱毛する気のないお客が来て料金を落としていくようなものですよ。
マッチングアプリは真剣に結婚や恋愛をしたい人をターゲットにしているのに、結婚する必要や恋人探しをする必要の無い人までもが入会してくれます。 運営側からしたら異常なんですよ。

そして真面目な会員は、恋人が出来たら退会してしまいますし、結婚しても退会してしまいます。一方で既婚者は遊びたい間はずっといてくれて収入になっているんですよ。 運営からすれば上客も上客じゃないですか。

追い出すわけがありません。

ちなみにペアーズの利用規約には

独身・交際相手がいないことを当社が保証するものではありません。

場合によっては本サービスを悪用されたりする可能性があります。そのような可能性があることをご認識のうえ、(中略)慎重に考えて、本サービスをご利用ください。

と書かれています。

なのでそもそも運営は既婚者がいないことを保証しないし、騙されていることも理解して使えと書いているわけです。

なので、この件に関する苦情を言われたところで対応は難しいでしょう。 表向きは対処しているように見えますが、これだけ遊び目的の人が多いので運営も追いつけないか放置していると考えるのが自然です。

ヤリモクや既婚者視点でのマッチングアプリ

次に考えておきたいのが、ヤリモクや既婚者視点でみたマッチングアプリです。

皆さんTwitterでこんなの見たことないですか?

  • マッチングアプリ被害者の会
  • またヤリモクに騙された
  • ペアーズに登録している〇〇は既婚者

こんな投稿が日常茶飯事でTLに流れてきます。 これを見たら男性はどう思うでしょうか?

「気の毒だな」「酷いことをするな」と思う人が大多数です。

しかし一握りは「あれ?こんな簡単に騙される女性がいるの?」「まだ当分はマッチングアプリ使えるな」って思う人も出てきます。

そう、マッチングアプリを悪用しようと思っている人からすると、彼女たちの投稿を見てカモがネギを背負って狩場にいるようにしか見えないんですね。 だって騙される女性が後をたたないってことは自分たちの作戦が間違っていないってことですので。

なので、本当に騙される人を減らしたいと思うのであれば、騙された系のTweetはやめておいて、注意喚起系のTweetにした方が良いかもしれません。

引っかからないためには使わない

次は引っかからないための対策はどうすればいいか? 女性側でできる対策はマッチングアプリを使わないことしかありません。

ただ、こういう話をすると 「酷い!こんな奴らを正当化するのか!」 「取り締まらなければ他の被害者が出る!!」と言って当たり散らしてくる人が出てくるんですけど。 大事なのはそこじゃないんですよ。

まずは自分の身を守ることが先なんですよ。 例えば、「コロナにかからないように人との距離は取ろう」といってソーシャルディスタンスは取りますよね? 「人気の無い夜道は痴漢とか出て危険だから歩かないようにしましょう」といって明るい大通りを通りますよね?

これと同じように「真面目に婚活してくれない人がいるリスクが高いからアプリは使うのはやめましょう」と言っているんです。 何でこれをしないで僕に当たり散らしてくるのかこっちのほうがわからないです。

無料で使えるものの落とし穴を理解しよう

ただね、僕も使うなと言われて怒りたい人の気持ちは分かるんですよ。

マッチングアプリって無料だし、手軽だし。 これが使えなくなったら高い結婚相談所とか、めんどくさい合コンとか職場で相手を探さなければいけないかもしれない。 そもそも出会いが無いから困ってマッチングアプリに登録しているのかもしれない。

だけど、無料で使えるものの落とし穴というか裏側を理解したほうが良いと思います。 その会社が何をして儲けているかということです。

これは安かろう悪かろうではありません。

Twitterのお客は誰?

例えばTwitterのお客は誰だと思います? Twitterにとって皆さんはどんな存在でしょう?

まず言えるのは、Twitterにとっては僕もあなたもお客では無いということです。 僕たちはTwitterにとっての商品です。

僕やあなたのツイートを情報収集するために色んな人がアクセスしてくる。 逆に僕たちは他の誰かのツイートを情報収集したくてTwitterにアクセスしています。

Twitterは僕らの投稿の並んだTLに広告を貼り、広告主からの広告料で運営しています。 Twitterにとってのお客は広告主なんです。

You Tubeのお客は誰?

You Tubeのお客は誰でしょう?

動画を見にアクセスする僕たちですか?それとも動画を沢山投稿してくれるYouTuberですか? どれも違います。

沢山の動画をアップするYouTuberとその動画を見に来る僕らはYou Tubeとっては商品なわけです。 You Tubeにとってのお客は動画に広告を出稿してくれる広告主なんです。

マッチングアプリのお客は誰?

そしたらマッチングアプリのお客は誰でしょう?

ここまで来たらおわかりと思いますが、マッチングアプリのお客は男性ユーザーです。 無料の月額料で集められた皆さんはマッチングアプリの商品なんです。

世の中の無料で使えているものには落とし穴があるということがおわかりいただけたかと思います。

ただ、全ての人がマッチングアプリを利用するなと言うつもりは僕には有りません。 便利な道具に変わりは有りませんので、人を見てちゃんと判断できる人に使ってほしいなと思います。

 

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