お見合いで相手に嘘をついてもいいか？

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「お見合いで相手に嘘をついてもいいか？」です。

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お見合いで相手に嘘をついてもいいか？
人間の気持ちなんて結構簡単に変わる

お見合いで相手に嘘をついてもいいか？

お見合いで本当の事言った方が良いのか？これって婚活をする人の中では答えの出ない悩みなんですよ。

例えばあなたが女性だったとして、婚活で男性から「将来はこのご時世なので共働きを希望しています」と言われた場合。仮に専業主婦希望だったらなんと答えますか？

逆にあなたが男性だったとして、お見合い中に女性から「将来は2人の時間を大事にしたいので別居したいです」と言われた場合。仮に両親の同居希望があったとしたらなんと答えますか？

シンプルに僕の答えだけ言うと、女性の場合は「私も共働き希望です」と言えばいいし、男性の場合は「結婚したら別居します」と言えばいいと思っています。 (結婚相談所の場合プロフィールに嘘を書いてしまったら駄目ですよ)

でもね、実際はどうかというと、専業主婦になったって良いんです。結婚後に同居したって別に良いんです。

これはね、別に嘘でもなんでもないんですよ。自分の気持なんて言うのはお付き合いを始めてから決まるんですよ。なので、自分の思っていた条件っていうのはそんなものは事前になんか保証できないわけですね。ほとんどの人が活動中に相手の条件を変えますし…

例えば交際中にもっと相手の事を知ってみたら、女性の場合は、相手の男性がめちゃくちゃ素敵な男性で、この人のためなら一緒になって家計を支えていっても良いと思えるかもしれないです。または入社当時から希望していた部署に配属になるかもしれないし、もっと楽しそうな仕事が見つかるかもしれません。同居は無理とは聞いていたけど「建屋が違うなら同居でもいいよ」って言ってくれるかもしれません。

一方で男性の場合は、相手の女性に惚れちゃって、両親となんか住んだらもうイチャイチャしたりチュッチュしたりなんかできないって思って「結婚後は別居します」と思うかもしれません。「専業主婦？大丈夫だよ君のために働くから」って言ってくれるかもしれません。

人間の気持ちなんて結構簡単に変わる

人間って周りの人間関係で自分の考えなんか簡単に変わるんですよ。そんな都合がよく変わるものかと思うかもしれませんが、人間好きになったらすごく変わります。「今のお相手と一緒になれるならそんな事些細な事です」って、そんなカップル何組も見てきました。だから仮交際までとにかく行ってお互いの良さを見るしかないんですよ。そんな条件に縛られて好きでも無いのに条件だけ合っている人と結婚したって嫌でしょ？

そうはいってもずーっと嘘を付くわけにもいかないし、自分の希望を押し殺し続けてお付き合いするのも良くないので、相手に迷惑がかからないくらいのタイミングで実はこうしてみたいんだってカミングアウトしてみればいいと思いますよ。

そこで「やっぱりやめます」って言うような相手であればさっさと別れればいいだけのことだと思います。あなたのためにそこまでするつもりは無いと意思表示してもらえば良いんです。

大事なのはまず、交際を始めてみることなんです。

交際を始めたら、「自分はあなたにとってお付き合いするに相応しい人間です」ってがんばりますし、相手だってそうだと思うんですよ。そこで何かしらお互いに「この人のために頑張れそうか？」って判断していくんです。

これは恋愛だろうが婚活だろうがアプローチの仕方は一緒なんですよ。

こういう考え方でいうと婚活も就活も結構似ているんですね。

就活だって、自分がその会社にふさわしい人材かはわからないけど、とりあえず面接に行って自分にチャンスを下さいって言いに行くわけじゃないですか？

その時にはどこの会社にも当てはまるような志望動機を言って、やる気はないかもしれないけどとりあえずやる気を見せて。

そして、企業側は働くチャンスをあげる。働いてみたら、この人案外使えるやつだって思ったら給料上げたり昇進させたりしていくわけです。

一方で、働いてみて仕事もそれなりにおもしろいし、給料も上がってきているしって思ったら、もう少しその会社でがんばりますし、「なんかこの会社自分に合わないなぁ」と思ったら転職していっていますよね？

正社員だとこれは無理だったとしても少なくともバイトとかはそうだったじゃないですか？

婚活も同じようにとりあえず付き合ってみてからこの人のために頑張っていけそうか？という視点で決めていってもいいと思いますよ。条件だけで探すのは難しいです。