恋愛が出来ない男女の本音

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「恋愛が出来ない男女の本音」です。

 

 

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生涯未婚率が増えている

日本の未婚率がだんだんと上がっています。 1970年の生涯未婚率は、男性が1.7%、女性が3.3%であったにもかかわらず、2020年には男性25.7%、女性が16.4%にまで上昇しています。

多分婚活されている方はそんなことはご存知だと思います。 だからこそ自分はそうはなりたくないと婚活を頑張っているのだと思います。

この生涯未婚率の上昇の背景には様々な要因があります。
1つは国が経済的に豊かになったことにより多様な生き方ができるようになりました。特に女性は昭和当時よりも格段に社会的地位が向上し、男性の経済力に頼らなくても生活ができるようになりましたので、「こんな人と結婚しないといけないなら一生独身でも良いや」と、結婚のハードルを高めに設定する人もいるでしょう。

もう1つは独身時代の自由さを失いたくない人が多いということです。現代は昔と比べて経済的に豊かになったことは先程もお話しましたが、それは女性だけではありません。
男性も経済成長の恩恵を受けています。 給料は上がらないと言ったところで、日本は物価も上がっていないので、どんなに貧乏な人でも働いていればスマホを持っていますし、テレビだってあります。

要は最低限の必需品は持っていますし、それを使って最低限の娯楽は手に入れることができています。 それに加えて、可処分所得が増えていくと自分の趣味や娯楽に対して投資できる金額も増えていきますので、わざわざ人と生活を共にして自分のための時間や所得を取られたくないという考え方でしょう。

結婚できない男女の本音

今までお話した理由というのは2015年に財務省所管の財務総合政策研究所が調査した内容です。

経済力とかが懸念で結婚できないと思いがちですが、この調査では経済力が足りないという理由で結婚しない人はほとんどいませんでした。

では、結婚ができない一番の理由を本人たちはどのように考えているかというと、「適当な異性にまだ巡り合っていない」という理由が25歳以降の男女共に1位でした。

これは結婚相談所を運営している僕の肌感覚にとても近いです。 最近では結婚できないどころか、恋愛すらできない人たちが急増しています。そして恋愛未経験の彼女いない歴=年齢、彼氏いない歴=年齢という人たちも少なくありません。

これだけ未婚の男女が世間には溢れているのに恋人すらできない原因は何かと考えてみました。 ここから先は調査結果があるわけではなく、僕の感想です。

原因は少子化の影響でそもそも同年代の異性が周囲にはいないということが上げられます。
都市部では小中学校でクラスがいくつもあるところが普通ですが、田舎の学校になってくると1クラスのみです。 極端に周囲に異性が少ないので物理的な出会いのチャンスが減っていますし、一部のコミュニケーション能力の高い層が交際を始めてしまえばそこから溢れた人は交際のチャンスが回ってきません

この思春期に異性との付き合い方、距離感が分からず大人になってしまう人が非常に増えたと考えられます。

なぜならスマホの普及により、僕たちのコミュニケーションの形は昔からとても変化してきたからです。
どういうことかというと、対面での会話よりもLINEやSNSでの会話が増えたのです。

そこだけうまくなっても意味が無くて、恋愛や婚活は対面して会話をし、スキンシップをしお互いの距離感を学んでいくのです。

学生時代にこの経験が無いまま大人になってしまうと異性との距離感が本当にわかりません

僕も大学生までは本当に女性とどう距離を取っていいか分からなかったので、この気持は良く分かります。

メールやLINEでどんなに仲良く話せていても、実際目の前に来るとどうして良いかわからない。

婚活で必要なアプローチ方法など知ること無くここまで来てしまうんです。

そして、多くの人は自分が傷つくのを極端に恐れてリスクを最小限に留める行動を取ります。 草食系男子は恋愛でフラれるダメージを回避するため成功確率がかなり高くないと自分からアプローチはしません。

なので基本的には恋愛下手の人は対面で女性を口説くことはしません。 フラレてもそれほどダメージのないマッチングアプリを使うようになります。 いいねをしていいねが返ってきてマッチングをして、そこでようやく「相手は僕のことを少なからず興味を持っているぞ」ということが分かったうえでの恋愛が大好きです。

別にこの行動が悪いわけではありません。 世の中のみんなが受け身になっていますので、あなたは特別ではありません。

ただ、知っておいてほしいのは世の中の男女みんなが受け身になっているので、自ら口説きに行けばライバルに勝てます。 だってみんな待っているんんだから。

今恋愛強者として彼女や結婚に困っていない人はそれが分かっています。 彼らの戦略は簡単でただただ女性を口説くんです。女性とすれば周りの草食系と比べて男らしいので、もちろん惹かれます。恋愛強者は何か秀でたものがあるわけではありません。

あるのは行動力だけです。

一方、女性の場合はどうでしょう?
「こじらせ女子」って言葉をここ10年で耳にするようになりました。 こじらせているのはいわゆる「女子力」です。周囲からすると女性自身にそれほど問題があるとは思えないのですが、自分でハードルを上げてしまっている人が増えた気がします。
特にSNSに「ブスすぎて辛い」などという予防線を貼った上で自分の姿を投稿する方ですね。
こういった方は極端ですが、何かしらユーザーの肯定的な反応を目当てにした投稿をして自身の他人からの評価を気にする人が増えた気がします。

やっぱり、男性と女性でお互いに自信が無いのが今の状況です。 メッセージでのコミュニケーションに慣れた世代にとっては、初対面で面と向かってお互いを評価し合い、今後の交際を続けるか決めようという結婚相談所は残酷な場なのかもしれません。

 

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