こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。
このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。
本日のテーマは「愛されるより愛したい？結婚は愛される方が幸せに決まってる!!」です。
愛されるよりも愛したい人が多い
皆さんそう言いませんか？
「いやぁ、相手のことを好きになれないんです」
一言言っていい？
結婚生活においてそれは幻想です。
特に女性に読んでもらいたいのですが、本当に幻想です。
なぜならあなたが相手を好きな事よりも、あなたが好かれることが重要なんです。
離婚の理由について
なんでそんな事断言できるの？
せっかく婚活するんだから自分が好きで納得できる人と結婚したい！
気持ちは分かりますが、現実の話をしますね。
世の中の先輩夫婦たちの離婚事由をちょっと調べると見えることがあります。
これを見ると愛された方が良いということがよく分かります。
どちらが切り出している？
さて、まず確認したいのですが、一般的に離婚って男女どちらが切り出しているか分かりますか？
それは裁判所の出している「婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別」という資料を見ると分かります。
数で言うと…
女性からの離婚申し立て44,000件。
男性からの離婚申し立て16,000件。
僕はこの結果を見た時結構意外でした。
だって、女性の場合離婚をするというのは結構不利だと思っていたからです。
子供がいれば一人で育てていかなければいけないですし、下手をしたら仕事だって結婚を機に辞めてしまいパートやアルバイトになっている方も多いです。
つまり金銭的に苦労すると思うんですよね。
これだけ考えても離婚は女性が不利になるのに何故？と思うわけです。
女性から切り出すということはよほどの事があるのでしょう。
女性の離婚事由
次に離婚事由を見てみましょう。
Top５を見るとこんな結果です。
1位 性格が合わない 17,242件
2位 生活費を渡さない 12,943件
3位 精神的に虐待する 11,094件
4位 暴力を振るう 9,039件
5位 異性関係 6,800件
一見すると「性格が合わない」が1万7千件近くあり一位です。
これを見ると「なーんだ、結局相手を好きじゃないと結婚生活なんか続かないんじゃん」と思ってしまいますが、判断をするのはちょっと待ってください。
「性格が合わない」以外の2位以降を見ると、4万件近くの理由があります。
1位の倍以上です。
1位と2〜5位で比較しますと、1位の性格が合わないはあなたが好きかどうかです。
2〜5位は相手から好かれているかどうかということに気が付きませんか？
つまり、相手から愛されなくなったり好かれなくなったという離婚事由がめちゃくちゃ多いんです。
どれだけ相手を好きでも、あなたに対する気持ちが切れてしまうと結婚生活って成り立たないんです。
生活費を渡さないなんてそもそも好き以前の問題です。
精神的に虐待(モラハラ)する、暴力を振るうというものも相手から愛されていればまずそんな事にはなりません。
そして異性関係の離婚、これは相手の気持ちがあなたから離れていってしまうことで起こっています。
よく、結婚相談所のカウンセラーや仲人は「相手を好きになる努力をしましょう」なんて事を言いますが、僕に言わせれば逆です。
「相手に好かれる努力」をしましょう。
そもそも好きになろうとするからつまらない基準で相手をより好みしてみんな婚活の泥沼にハマっていくんです。
相手に好かれる努力をして好きになってもらった方が幸せになれると僕は考えています。
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