察してちゃんは今の日本で婚活は無理

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「察してちゃんは今の日本で婚活は無理」です。

 

 

この記事は音声でも配信しています。

↓stand.fmで聞く方はこちら↓

↓You Tubeで聞かれる方はこちら↓

婚活市場は察してちゃんばかり

婚活市場は察してちゃんばかりだとよく言われます。 察して欲しい女性と言わなければ分からない男性という対立はよく聞くと思います。

しかしながら、察してちゃんは別に女性だけでなく男性にもいます。 日本は察する文化と言うくらいですのでほとんどの人が察してちゃんです。

女性の場合

例えば女性の場合はどうでしょう?

よく言われるのが、デートで食事の要望を聞かれたにも関わらず、「お店はおまかせするよ。なんでもいいです」なんて答える察してちゃんは多いです。

であればと彼は食べたかった肉料理のお店をセレクトするのですが、彼女の表情はなぜか浮かない。 話を聞いていくと「お肉はこの前のデートでも食べた」「お肉の気分じゃない」などと言ってしまう。 これに悩まされる男性は多いはずです。

また、結婚の時期についても女性の察してちゃんがよく言う言葉があります。 「私達、付き合ってそろそろ3年も経つのにまだ彼がプロポーズをしてこないんです」って相談ですね。 これも、女性からプロポーズをしろとまではいいませんが、「そろそろ私も結婚を考えたいんだけど」と本人にぶつけてみればいいのにと思います。 悩んでいる間にあっという間に歳をとってしまいますし。

男性の場合

男性の場合はどうでしょう?

男性の場合は特に関係をはっきりさせない方が多いです。 女性と付き合っているわけでも無ければ、かといって遊んでいるわけでも無いのに告白もしない人ですね。

「私の事をどう思っているの?」と聞いてみても「一緒にいれば分かるよね?」という対応… そう、わざわざ言葉にしないけど僕の君に対する気持ちを察してくれよというタイプです。

逆に、もう交際を続けるつもりが無いのに自分から言い出すことをせず、女性から別れをいいだすのを待って時間を浪費するのもこのタイプです。

そして、男性の察してちゃんの場合は急に不機嫌になる人が多いです。 仕事が上手く行っていないのか、返ってきても家庭では関係の無いことでずっと不機嫌。 愚痴までは行かなくても、「ちょっと今日こんな事あってさぁ」って一言言えば相手だってやりようがあるのに…と思ってしまいます。

このように、どちらが多いというわけではなく、別に男女どちらにでもいるのが察してちゃんです。 別に性別の特性ではなく、めんどくさい人のことなんですよね。

今どき「察しろ」というタイプの人間は生きていけない

察する文化は終わりかけている

そうは言っても、日本は昔から察する文化のある国と言われています。

仕事をしていてこんな事はありませんか? 特に上司から業務指示をされたわけでもないのに、「言われたことしかやらない」「気が利かない」「率先して動け」などと言って怒られるんですね。

別に男女関係に限らず仕事の関係でも、言わなくても誰かが気を利かしてやってくれるのが日本の文化みたいです。

では、何で日本に察する文化が定着したのでしょうか? これは僕の考えですが、儒教的な考えが強く、年配者の力が強かったからだと思っています。 働いている僕たちは、この人達を怒らせないように動いてきたわけです。

つまり僕らは察する能力が高いのではなく、伝える能力が低い人の不足している部分を部下が補ってくれていたのだと言えます。

昔は年配者の経験や知恵が無いと仕事が回らなかったので、言わなくてもやる人が多いのはそのためでしょう。

今は社会の考え方が成熟してきて、知識や経験はググれば出てきますので、年配者に頼らなくても生きていける時代になり、それに伴い相手の言わんとする事を察しなくてもよくなってきました。

今どき会社で「気を効かせろよ」なんて部下を叱ったらパワハラになりかねません。 だって仕事の指示をせずに察しろなんてありえないからです。

察しろタイプが生きていけない理由

では、察しろタイプの人がこれからの時代に生きていけない理由について、それは最近のテレビを見ているとなんとなく分かります。

気付きませんか?何の番組を見てもテロップばかりですよね。 これは一体文字を見る動画なのか?と疑いたくなるほどです。

テレビの酷いところは挙句の果てにお笑い番組の芸人のボケまで文字にし始めました。 そしてここが面白いんだぞってところを()で注釈をして示しています。

鬼滅の刃だってそうですよね。 僕も初めのうちは面白いなと思って見ていたんですが、キャラクターのセリフの説明がくどすぎるんです。

裏を返せば、あれほど説明しないと大半の視聴者は理解できないんだと思います。 そんな事無いだろと思われるかもしれませんが、テレビは大多数の人向けに作られています。要するに大多数の視聴者は説明をしないと理解できないんです。

日本人の大半が理解できないんですよ。 多分これは察することが出来ない人間が悪いわけではなく文化が変わってきているだけだと思います。

思ったことをちゃんと言って表現することが求められる世の中に変わってきているんだと思います。

さあ、ここまで言いましたが、まだ相手に察しを求めますか? 自分の説明能力の低さに目を背け続けますか?

 

◆◆◆◆◆◆◆最後に◆◆◆◆◆◆◆◆
入会面談の予約空き状況はこちらです。


地方婚活者応援プランをはじめました。
会員の少ない地域に住んでいる人にはより低価格に婚活始めてもらいやすいようになっています。交際出来るまでは月会費1,000円です。
https://encourage-rural.studio.site/

関東、関西の都会の婚活者にはこちらのプラン。
https://encorage.work/417/

Twitterでも日々婚活についてつぶやいています。
最新の婚活界隈の情報が知りたい方は是非チェックしてください。
https://twitter.com/encorage_nagano

婚活に関する相談質問も匿名で出来ますよ。
https://peing.net/ja/encorage_nagano