こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。
このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。
本日のテーマは「ダメ男を選ばないために」です。
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ダメ男を選んでしまいがち…
今日はダメ男をいつも掴んでしまう女性についてのお話です。
「もうこりごり！」と、ダメ男と別れたのに、次に付き合う彼氏もダメ男。
なぜかいつもだめ男を選んでしまう女性がいます。
ちょっと心理学の本を読んだのですが、ダメ男を選んでしまう女性は、ダメ男を見つけると「この人には自分がいなければだめだ」と、思い込んでしまうそうです。 そして、そのダメ男を助けることで自分の存在価値を確認するようで、実は女性自らもダメ男を求めてしまう共依存関係にあるのだそうです。
ダメ男と聞いてどんなイメージがあるでしょうか？
定職につかないで女性のヒモになったり、給料を無駄使いして資産が無かったり、ギャンブルに明け暮れて借金まみれだったり、昼間から酒を飲んでいたり… 「ダメ男ってどんな人？」って聞かれたらちょっと考えただけでもこれだけ挙がります。
勿論これ以外でもたくさんダメ男の特徴はあります。
でもダメ男って見ていても「そんな事やっててよく生活していけるよな…」と思う人ばかりですが、何故か普通に生活出来ています。
どうやって生活出来ているかというとその生活は女性が支えていることが多いという印象です。 ほら、Twitterとかでもダメ男に寄生されている女性のツイートって結構ありますので。
それに、そういったダメ男に何故か健気に尽くす美人妻がよくドラマとか漫画に描かれていますよね。
そして、さもそれが普通のことかのように男性を養うために水商売をしたり、二人の将来のための貯金を取られたり、暴力まで振るわれて泣き崩れる画面です。
胸糞が悪い物語ですが、ちょっとアウトロー的な映画やドラマではほぼ確実に描かれていますので、こういったカップルが世の中には多いのでしょう。
「俺ならこんなひどいことせずに大切にできるのに!!」と悔しい思いをする婚活男性も多いことでしょう。
こんな映画やドラマ程酷くはなくてもダメ男に引っかかった経験のある人女性は、この記事を読んでいる方でも多いのではないでしょうか？
僕が結婚相談所をしていてよく聞くのが、前の彼氏は浮気性だったり、ちゃんと働かなかったりって人が多かったですね。
将来を考えて結婚を視野に入れて男性を選ぼうって考える人は、今言ったような男性は二度とごめんだと反省します。
そして、次はきちんとした人を選ぼうと学習しようとするんですね。
ところがですが、そうやって決意をした女性の中には、どんなに気をつけていてもいつも決まってダメ男を選んでしまう人がいます。
本人は「私って本当に男運がないんです」と嘆くのです。 ダメ男とやっと別れられたと思って、心を入れ替えて相手を探したらまた同じようなダメ男を見つけてきてしまう。
「え？ホントはこういう人好きなんじゃない？」って突っ込みたくなっちゃうんですけど、どうやらそういった男性が無意識のうちに好きになってしまうケースがあるらしいのです。
こうしたダメ男が好きになってしまう人は、幼い頃父親もダメ男であったというケースがあるみたいです。
父親がダメ男であるがばっかりに、その父親を愛せなかったり救えなかったりした補償行為としてダメ男を選んでしまう場合があるそうです。
他の人と同じように父親を愛したいという気持ちがあるったのでしょう。でも実際は父親がダメ男すぎて愛する気さえ起きなかった。
その自分の父親を愛せなかった自分を補うための補償行為としてダメ男を無意識に選んでしまうようです。
また、もう１つの理由としては、そうしたダメ男の父親に対して尽くしていた母親を見て育ってしまったため、自分もダメ男に対しては尽くさなくてはいけないと思い込んでしまっている可能性もあります。 このように他者の行為を観察して同様の行動様式を学んでしまうことをモデリングと言います。
そして最後の理由ですが、ダメ男に引っかかってしまう多くの女性はこの理由が主だと思います。
それは「この男には自分がいなければ駄目なんだ」と考えてしまう人です。 ダメ男に引っかかてしまう女性は、自分に対して依存してくるダメ男を助けることで自分の存在価値を感じているようです。この状態のことを共依存と言います。
ダメ男は経済的に女性に依存し、ダメ男が好きな女性は自分の価値を感じるために精神的に依存し合う。お互いに求めあっているんだからダメ男から逃げたところで次もダメ男の無限ループになってしまいます。
そして、普通の男性と付き合ったとしても今度は全く寄りかかって来ないので、自分が必要とされていないのではないかと物足りなくなってしまいます。そして、「やさしいだけの男はダメねぇ」などという形でまたダメ男に戻ってしまいます。 (物足りないくらいが丁度いいんだって…)
共依存関係からの脱出
じゃあ、この共依存の状態からどうやったら脱出できるのでしょうか？答えは精神的に独立することです。
どういうことかというと、自分の寂しさだったり自分の存在価値を肯定してあげる。一人で自分の精神を安定させることです。
よく言われているのが、パートナーと距離を置いて、趣味に打ち込んだり、同性の友人とコミュニケーションをとって自己評価を高めることです。
軽度の依存であればこの程度で良いらしいのですが、これで治らないとなると、正直ここまで来ると僕ら仲人ではなくて心理カウンセラーとかの出番になります。
低い自己評価の要因が幼少期の経験など、心の奥底にある場合、問題はかなり根深いです。
心理カウンセリングでは、カウンセラーとの対話の中で、自分らしさや存在価値の感覚を取り戻すリハビリができます。 共依存になった環境について改善を行い、対処法を一緒に考えていくことも可能です。
ごめんなさい。なんか僕では解決できない話をしてしまいました。 でも、「私男運が無いんです」って言葉が口癖の人は、男運が悪いのではなく自分でダメ男を選んでしまっている可能性が高いので、本当に悩んでいるのであれば一度カウンセリンを受けてみることをおすすめします。
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