お客様感の強い人を会員にしない理由

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「お客様感の強い人を会員にしない理由」です。

 

 

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お客様感の強い人を会員にしない理由

先日こんなツイートをしました。

「僕は入会できないでしょうか?」って面談の時によく聞かれます。 安心してください。よほどのことが無い限り断る人はいないです。
ただ、お客様感の強い人はお断りしています。 僕からするとお客様であることには間違いは無いですが、そういう方ってお相手に対する態度も良くないので。

いや、会員はお客様だろ

はい、確かにそうです。もちろんお金を頂いて仕事をしているので、お客様であることに変わりはありません。

でも、それは提供者側が考えることで、消費する側が考えることでは無いんです。 いや、偉そうにされるのが嫌というわけでは無いんです。

僕の経験上このような消費者意識の強い人って何かしら成功するのが難しいなと思っています。 それはビジネスの場面でもそうですし、勿論婚活の場面でも一緒です。

過度な消費者意識が成功しないわけ

消費者意識ではいじめは解決出来ない

この話をどうやってわかるように説明しようかなと考えたんですけど…

例えば子供の頃っていじめられたことってありませんか?無い人もいるとは思うんですが、こういった考えは理解できるのではないでしょうか。

※一つ言っておくといじめを肯定しているわけではありません。

仮にあなたが学校でいじめられていたとして、その事を親に言いますか?
多分言わないと思うんですよ。
その理由としては、親に言って先生に言われてしまえばいじめがエスカレートしてしまうかもしれない。または先生が保身に走って無視してしまうかもしれない。
結局何も変わらずに悪化してしまうと考えて僕たちはそういった行動を親に取らせるのが嫌で、親にいじめの事実を言わなかった。
考えてみれば僕もそうでした。学校で嫌なことをされた時はなかなか、というか親には言えなかった。 それが親にバレてしまっても泣きながら「学校にだけは言わないで」と親に頼み込んだ。

そして、自分で何とか出来ないかと行動しました。別のクラスの子と遊んだり、部活の子と遊んだり…どうにも出来ない事もあるとは思いますが、子供なりには解決を試みた記憶があります。

一方親の立場からすると違う。
多分僕たちが親になったとしたら、全力で子供を守るために行動するでしょう。
先生に話をして、その先生で解決が出来なければその先生の上司へというように対応を求めるでしょう。親なのだから子供を守る行動を取るのは当たり前です。

でも、ここで違和感を覚えませんか?あれほど子供の時に学校や先生は僕の問題を根本的には解決してくれないと思っていたのに、僕たちは大人になったら先生に解決を求める

実際には世の中には悲惨な事件があるように、学校の先生では子供の人間関係を解決することなどは出来ないわけです。子供の頃に感じた事は、最近のニュースで答え合わせをすると正解なんです。

そう、学校の先生は何も解決など出来ないのです。
なのになぜ親というか大人になった瞬間に僕たちは子供の頃の気持ちを忘れて、「学校の先生になんとかしてもらおう」という思考の退化が起こるのか? それは大人になって消費者根性が人間に染み付いてしまったからです。

消費者根性が染み付くとは

なぜ、僕らに消費者根性が染み付いてしまったかといえば、それは働くことでお金を得て、様々な事をお金で解決できるようになります。
喉が乾いたらお金を払えばジュースを買えるし、極端な話性欲を発散したければお店に行ってお金さえ払えばセックスまで出来てしまう。

基本的に何かをする時にお金を払えば解決出来てしまう世界に僕ら大人は生きています。
なので、例えば買った商品に問題があったら、店の人やメーカーの人にクレームを入れればなんとかしてもらえる。
店員さんの態度が悪ければその上司にクレームを付けるとなんとかしてもらえる。
こういった世界線に生きています。

誰かがなんとかしてくれると考えてしまうのが消費者根性が染み付いた大人なわけです。

世の中消費者根性では通用しない

ただ、それって相手が同じ考え方の人にしか通用しなくて、「お客様の命令は絶対!」って考えている人であれば勿論通用するのですが、世の中そんな人ばかりではありません。

商品に不備が無いことを確認してから買うべきだ」という人もいれば、「あれだけ安く食事を出来ているのに店員の態度まで求めるべきではない」という人もいます。
そういう人に対しては「こっちは金を払っているお客様だぞ」などと言ったところで通用しない。

さっきの学校の例でいうと、教員側だって30人もの子供を見渡して面倒を見る能力なんて無い。 なのにその対策をいつまで経ってもしない。

そんな所に期待して「なんとかしろって」言ったところで子供のいじめなんか無くならない。 であれば親が学校変えるなり、引き取って自分で勉強を教えるなりして本気で助けないといけない。

子供が死んでからでは遅くて、自分の求めるサービスに見合わないと思ったら損切りしたり、自分で行動しなければなりません。「何もしてくれない」なんて後になって言っても遅いんですよ。

くれぐれも言っておきたいのは 泣き寝入りしろとは言っていなくて、まずは自分達の身を守ろうよということです。

そして、子供の頃は自分でなんとかしようと考えていたのに、大人になったらすっかり人任せになってしまったということです。

婚活だって本当にそうなんです。

結婚相談所に入会したからといって自分がまともじゃなきゃ結婚なんて出来ないんです。
入会面談中に「この条件の人とのお見合いをさっさとセッティングして」とか「なんで私がこんなルール守らないといけないの?」「ろくな人がいないですね。もっとまともな人はいないの?」ってお客様感を出してきたり、消費者根性を丸出しにしてくる人がいます。

別に僕からすればお客様なんでお金さえ貰えればそれでいいです。このまま結婚できないだろうからずっといてもらえば月会費ずっと入ってきますし。
だからお客様としてやいのやいの言ったって全然いいですよ。

でもこういう考えの人って、みなさんも結婚したくないじゃないですか。
だから結婚できないし、その結婚できないのを結局結婚相談所の責任にしてくるわけですよ。 下手をしたら日本仲人協会の理事長にクレームを入れてきます。

自分のせいなのにめちゃくちゃ面倒くさいでしょ? 僕は誰かがなんとかしてくれるという人ではないので、入会面談時に「消費者根性が染み付いているなぁ」と思ったらさっさとお断りして自分を守りますというお話でした。

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