言わなくても分かる人なんかいない

婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「言わなくても分かる人なんかいない」です。

 

 

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「言わなくても分かる」では男女は仲良くなれない

婚活をしていると…いや、婚活をしていなかったとしてもよく耳にする不満があります。 それは「そんなこと言わなくてもわかるでしょ?」とか「なんでこんな簡単なことも分かってくれないの?」という言葉です。 これは男女ともに出てくる交際相手への不満です。

例えば、女性からの不満としては…
食事の行き先を『何でもいい』と言ったらファミレスに連れて行かれた。確かになんでもいいとは言ったけどファミレスはないでしょ。普通わかるよね?

もう一つ、男性側からの不満としては…
毎日あんなに愛情表現してるのに、愛情が伝わって来ないってどういうこと?いちいち言葉にしないと好きってわからないのかな?

ちょっと考えただけでもこれくらい思い浮かびます。 この他にも「言わなきゃわからないのかな?」と不満に思う人もいるでしょう。

こういった話をしていると、よく女性の察してちゃんの話が取り上げらがちです。 しかし、いろいろ聞いていくと男性だって実は察してちゃんが多いんですよ。

別に僕はここで男性が鈍感だとか、女性が鈍感だとか、男女の優劣を言いたいわけではありません。 ただ、みんな自分の思ってる事を言わないのに、どうやって赤の他人であるパートナーがあなたのことを理解してくれるんだよって事を言いたいんです。

日本の離婚の原因の1位は?

今からコミュニケーション。伝えることの大切さをお話したいのですが、日本の夫婦の離婚原因、その1番目って何だか分かりますか? 男女共に「性格の不一致」です。

DV だとか不倫が理由で別れるカップルよりも、性格の不一致によって分かれてしまうカップルが圧倒的に多いわけです。

なぜ性格の不一致が多いのか?

ここからは僕の勝手な推測をお話します。

では、この性格の不一致って一体どんなところから来てると思いますか? 僕はこの性格の不一致というのは、お互いのコミュニケーション不足が原因で発生しているものだと思っています。

そもそも、生まれも育ちも違う赤の他人同士がパートナーになったので性格がぴったり合うなんてことはありえないです。 多くの人は、結婚する時には「私たち性格がバッチリ合うね」とか「相性がバッチリですね」とお互いに勘違いして結婚するわけです。

断言します。結婚する時に感じている性格が合うとか価値観が合うっていうのは勘違いだと思っています。

なぜ結婚する時にそう思えるのかと言えば、 付き合って結婚するまでは、お互いのことを理解しようとコミュニケーションを取ります。 または、相手の話を聞こうとする姿勢はあったんだと思います。

しかし、子供が出来たり、仕事でのポジションが上がったりして夫婦二人だけでのコミュニケーションをとるタイミングが減ってしまったりするのが大きな要因じゃないかなと考えています。 それか、もうお互いのことは分かったつもりになって、相手も自分の事を分かってくれるだろうと思い込んで必要なコミュニケーションを取らなくなったり。

元々結婚するまでは、コミュニケーションを取ることで維持していた関係なのに結婚後のコミュニケーションを怠ることで破局しているということです。

それを裏付ける資料として、ゲンナイ製薬が夫婦の関係と夫婦の会話についての調査をしたことがあるのですが、夫婦関係が円満でないと答えた人の夫婦間での1日あたりの会話時間は30分未満だったそうです。

結婚前のデートですら30分以内で終わるものなんて無いんだから、結婚後に30分以下の会話量になってしまえばそりゃ今までの関係を維持していくのなんて不可能なんですよ。

婚活でちゃんと会話しないなんてやる気あるの?

元々好き合って結婚した夫婦ですら、こうなるんです。 まだ好きでもない婚活で会ったような男女が「このくらい言わなくてもわかるでしょ?」とか「何で分かってくれないの?」とかやる気あるんですか?って話なんですよ。

今の話を聞いていたら自分がどれだけ相手の理解力に甘えていたのだろうと気付くはずです。

何度も言います。 どんなに気が合うと思っていても、長い間時間を共にしていると何かしらずれが生じます。その生じたずれをお互いのコミュニケーションで必死に合わせて行かなければいけないのが人間関係で夫婦関係です。

言わなければ分かるでしょなんていうことは通用しないんです。

日常で起こるトラブル、婚活で起こるトラブルの9割はお互いに伝え合っていない事が原因です。

これを考えると、交際の初期に「言わなくてもわかってくれる人が良い」「察してくれる人が良い」という人を求めるのは結婚する前から結婚生活を放棄しているようなものです。

過去にお付き合いした人は、あなたのことを理解してあなたの考えてることを汲み取って動いてくれただけかもしれません。
ただ、その状況というのは結局相手の理解力に甘えていただけの状態だったので、長くは続かなかったんじゃないですか?
今その人と結局別れてしまっているということは、相手がそれに疲れてしまったからではないですか?

または、今目の前にいる相手はあなたの通りに動いていたように見えていますが、実はたまたまあなたの希望にあった動きをしているだけかもしれません。

長いこと関係を続けていけば、徐々に間違い出してギャップが生まれて、結局は噛み合わない夫婦生活になってしまいます。

そうならないためにはどうするか?
自分はこれをやってもらえると嬉しいな」「あなたの事が大好きですよ」と伝え続けるだけです。

簡単でしょう?

「言わなくても分かる人が良い」じゃないんです。伝えないあなたが子供なだけです。

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