モテテクよりも大切な関係性の話

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「モテテクよりも大切な関係性の話」です。

 

 

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関係性が無いと恋愛に発展しない

関係性って言葉がいきなり出てきました。 僕自身上手く言語化出来ていないのですが、僕がここで言う関係性っていうのはまずは相手との心理的な距離感です。信頼関係と言ってもいいですね。 例えば今日初めて会った友達がいたとして「今日君の家に泊めて」なんて言われたらどうですか? さすがに知り合って間もないし断りますよね?

ですが、恋愛関係において特に男性はこれと似たような事をしてしまいます。 さすがにいきなり「家に泊まりに行っていいですか?」なんてことは聞きませんが、まだ仲良くもなっていないのにご飯に誘ったり、デートに誘ったり、ひどい人はそれもすっ飛ばして告白をして断られてしまったり。

関係性がしっかり構築出来ていない間に相手に対してアプローチをしたって何にも意味が無いことはお分かりいただけると思います。

道端で偶然ぶつかって恋に落ちたりなんてドラマのようなことはまずありえないんですね。 ちなみにああいったドラマは運命的な出会いがあった後に、最終回までに主人公の職場に相手が転勤してきたり、隣の席になったりなどその後の関係性を築いているシーンがあるため、いきなり付き合うなんてことはありません。 こう考えるとドラマですらかなり現実的な恋愛を描いていると言えます。

しかし、皆さんのサポートをしているとこの相手との関係性をほとんど考慮せずに撃沈してしまっているパターンが良くあります。 つまり、みなさんの苦しみの原因を紐解いていくと原因は自分にあることがほとんどです。

たとえば、さっきの例と被るのですが、「職場の女性をデートに誘って毎回断られてしまうんです」っていう人がいたとします。

恋愛上手な人は「まだ関係性が出来上がっていないんだな」と考え、なるべく職場でも彼女との接点を持とうとします。 普段から会話をし、「僕はこういう人間ですよ」「安心してくださいあなたに危害は加えませんよ」ってことをアピールしていき徐々に彼女との関係性を作っていくんです。

つまり、あなたが彼女の周りにいることが当たり前になるまでアプローチはしないんですね。 他人の馴れ初め話にある「始めはなんとも思わなかった」っていう人達はほとんどがこういった形て接点を増やして関係性を作っていきます。 (酷いと初めは嫌いだったなんてことも…)

一方で恋愛が上手くいかない人ほど傷つきやすく、自分が断られてしまう度に 「僕がイケメンじゃないからダメなんでしょうか?」 など、自分をダメだと思い込み諦めてしまうんです。 違うんです。関係性が出来ていないだけです。

そう、恋が上手くいかないのは大半が自分のミスが原因です。

好きな人に好かれなかったり、告白しても振られてしまう原因は自分で作り出してしまっているんです。

もちろん本当にあなたの事を生理的に受け付けないということもあるかもしれませんが、だからといって全ての人があなたを受け入れないなんてことはありません。 まずは関係性が出来ていないことを疑ったほうが良いと思います。

でも、これって凄くラッキーなことで、フラれる原因が相手にあるのであればどうにも出来ませんし、運任せですが、あなた自身にも原因があるならできることはたくさんあります。

逆に喜びましょう。

モテテクよりも大切な関係性の話

気が早い人
気が早い人

要するに断られないように誘えばいいんでしょ? だったら早く相手がOKしたくなるようなテクニックを教えてよ

全然人の話を理解していませんね。

そんなふうに思うのも仕方ありませんが、ちょっと厳しいことを言うとモテテクを使えば良いというマインドが恋愛が上手くいかない原因です。

例えば、心理学的に断られにくい誘い方というのはあるにはあります。 ドア・イン・ザ・フェイスというテクニックがあります。

これは最初に難しい要求をして、次に比較的簡単な要求をすると通りやすくなるという心理テクニックです。

例えばこんな感じです。

男性:「せっかく冬なんだしさ、一緒にスノボ行こうよ?」
女性:「えー、スノボって山でしょ?遠いし。っていうかいきなりスノボ?w」
男性:「だよねw、だったらさ、ディズニーなんてどう?今、〇〇イベントやってるじゃん!」
女性:「あ、そのイベント行ってみたかったんだよね!ディズニーならいいよ」

どうでしょうか? いきなり無茶な要求をすることによって、元々誘いたかったディズニーに行こうという要求が比較的簡単で応じやすく見える心理テクニックです。 そして、相手は一度断ってしまっていて「悪いなぁ」と思っているので余計にOKしてもらいやすい側面もあります。

「じゃあディズニーならいいよ」となるわけです。

この心理テクニック自体は全く問題ありません。 僕も交渉事では使いますし、非常に効果は高いです。

でもこの心理テクニックは、相手があなたに対して「一緒にディズニーに行ってもいいな」と思えるような関係性になっていないと全く効果を発揮しません。 そもそも普通に誘ってもOKしてもらえる関係になっていないといけません。

だって、この会話をするにしたって普段話しをしたことも無いのに「ねぇねぇ!せっかく冬なんだしさ、一緒にスノボ行こうよ?」なんて言っても、初めの要求の段階で「はぁ?」って困惑されて終わりです。

この会話を成り立たせるにはまずは相手と普段から会話をできる関係性にあること、そして最初のスノボの部分を笑って流してくれる関係性も作って置かなければなりません。

そして、これは発展編なのですが、テクニックを使う時は、ちょうど冬の話題が出た時に自然な流れでこの質問をすることが大切です。

話の中で何の脈略もなく「そう言えば冬だよね。せっかく冬なんだしさ、一緒にスノボ行こうよ?」なんて何の脈略もなく誘えば、相手の頭の中は「?」でいっぱいになってしまいます。

なぜ仲良くもない相手をいきなりデートに誘ってしまうのでしょうか? 恐らく、早く次の段階のデートがしたいと焦り、冷静な判断ができなくなっているからだと思います。

しかし、ここで失敗しやすい原因(関係性が深まっていないと誘いに応じられない)を予め知っておけば冷静に考えられるようになります。

「まだ、話しかけた段階だ。向こうは自分の存在を認識したに過ぎないので、デートに誘うタイミングはもうちょっと後だ」

こんな風に冷静に相手と自分の関係性を言語化する癖をつけると自分の暴走を防ぐことが出来ます

あとテクニックを学ぶと良くないのは、会話の落ちを先に決めていることなんです。 こんなのは一流の芸人さんくらいしか出来ないですよ。

例えばさっきの戦法でディズニーに行こうとしますよね?
だけど、季節の話にならないと「せっかく冬なんだしさ…」なんて出だしで話をすることは出来ない。 無理に話を始めるとかなり不自然になり、相手からも「あ!それが目当てか」と気づかれてしまう。(気づいた時に引かれるか、かわいいと思ってもらえるか、これも関係性次第)

「冬の話題になかなか持っていけないなぁ。さっきから相手は映画の話をしているから今度公開される映画を調べておいて誘おうかな」

こんな感じで焦らずに自分の感情をコントロールして相手の状況に合った会話ができるようになると、次の会話のきっかけにもなりますし、誘える武器が一つ増えるんです。

モテテクを鵜呑みにして、表面的なテクニックだけを真似するのはとても危険なことというのがおわかりいただけましたよね?くれぐれもテクニックを実践しようと焦って撃沈しないように気をつけてくださいね。

 

 

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