こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。
このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。
本日のテーマは「出会いが無いと言う人々」です。
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出会いが無いという人々
「出会いが無い」この言葉は入会の面談をしていても出てきますし、婚活相談をしていても出てくる言葉です。
本当にそうなの？というのが僕の感想です。
「出会いが無い」という人たちが自分の婚活が上手くいかない言い分は、恋愛をしようにも女性ばかりあるいは男性ばかりの職場なので、出会いが全くないとのことです。
確かに職場で男性ばかりとか女性ばかりのところは対象になる人がいないかもしれませんが、それ以外の場所では出会う人はいるはずです。 例えば通勤中に出会う人とかもいますし、全く社外の人と会わないわけではありません。
趣味で旅行が好きな人であれば、旅行中の電車やバス、飛行機の中でも出会いはありますし、目的地でも出会う機会はあるはずです。
ランニングとかをしていればいつもすれ違う人がいるかもしれません。
さらに今はSNS等を通じて、誰とでも繋がることができます。
果たして、これらの出会い方が婚活としての良い出会い方なのかは置いておくとして「出会いが無い」という言い方は適切なのか？と僕は思ってしまいます。
もちろん、今挙げた出会いの方法で出会った人と必ずしも付き合えというわけではありません。
仲良くなった人から異性を紹介してもらうでも良いですし、合コンを開いてもらうでも良いと思います。
このように「出会いが無い」という人は、本当は自分の人生を変えれるような出会いをしていても気付いていないだけなのです。あるいは出会った人を意図的に無視しているのです。 要するに、出会った人を恋愛のそして結婚するパートナーの候補から外しているんです。
皆さん「価値観が合う人」と結婚をしたいと言います。
正直、僕は結婚相談所やマッチングアプリで同じ価値観の人を探すよりも、自分が活動している近くだったり、所属しているコミュニティで探すほうが価値観が合いやすいと思っています。
今いるコミュニティで出会ったのにそれなりに価値観が合っている人を無視しているのはよくわからないんですね。
そんな人達が本当に婚活を始める理由というのは「出会いが無い」ではなくもっと別の理由だと思います。
出会いが無いと思いこむ理由
なぜ、本当は出会いがあるのに出会いが無いと思い込んでいるのか？
その理由はこうだと思います。
- 婚活がうまくいかないことで傷つきたくない
- 誰もが羨むような結婚をすることを願う人が、今までに出会った人を結婚の候補者から外す
婚活がうまくいかないことで傷つきたくない
1つ目は婚活がうまくいかないことで傷つきたくない人についてです。
婚活というのは男女関係です。男女関係にはもちろん好みがありますから、お断りしたりされたりする事が発生します。
顔見知り程度の異性と関係を築いていき、交際に至ることは難しいです。
始めの１歩の声を書ける部分では緊張しますし、交際を申し込んでフラれてしまうと傷つきますし、恥ずかしい想いをするかもしれません。
そして、交際を断る時だってそれなりに気を使います。
それに対して結婚相談所やマッチングアプリでは、簡単に相手を断ることが出来ます。 つまり、相手を振ることのコストが低い。
そしてフラれることのコストも低いです。 自分の所属するコミュニティの人では無いので、知り合いに知られることもなく恥ずかしくないです。それに、嫌であればフェードアウトすることも出来ますし、相談所の場合は仲人を通して伝えられるだけです。
そして、登録している人がたくさんいるので、次がある。
自分の実生活の周りではこんな事を繰り返していられないですよね。
なのでマッチングアプリとか結婚相談所を利用する人が最近では増えてきているんですね。
ただ根本の婚活がうまくいかない原因は解決されていません。
原因はいい人がいないではなく、生身の人間とコミュニケーションを取っていくのが辛い、アプローチをしていくのが辛いです。
1対1の人間関係をしたくないから、出会いが無いと適当な理由を言います。
この下心を持ったまま参入すると、結局「いい人と出会えない」といって結果を出すことは出来ないと思います。
婚活は結局1対1の場になります。戦う場所を変えてもあなたが変わらないと現状を変えることは出来ません。
誰もが羨むような結婚をすることを願う人が、今までに出会った人を結婚の候補者から外す
2つ目の誰もが羨むような結婚をすることを願う人が、今までに出会った人を結婚の候補者から外す人についてです。
これを言う方は女性に多いです。
僕の知人関係によく相談されるのですが、「出会いがない場合はどうしたらよいでしょうか」という相談です。 別にこの方の周りに男性がいないわけではないので「あなたの職場や地元の友人にに男性がたくさんいるではないですか」と、言うとその方から「そういうことじゃなくて！」とブーイングをされます。
早い話が、シンデレラストーリーや上昇婚に憧れる人は、自分の生活圏で出会う人を恋愛や結婚の候補者から外したいのです。なぜなら自分の生活圏には自分と似たような人が集まるから。
その人達と私は釣り合わないと言いたいのでしょう。
正直に言いますが、結婚相談所やマッチングアプリに登録したところで1発逆転する人は一握りもいません。
このように「出会いが無い」という人達は、自分の腹の中にある面倒くさいという感情や、現状に物足りないという感情が自分にあると理解しましょう。
「出会いが無い」は建前でその裏の感情が本音です。 厳しい事を言いますが、婚活が上手くいかないのはあなたのせいで、「出会いが無い」というのは体の良い言い訳です。
別に本音の部分で何を思っているのは自由ですし、それを聞いたからといって「こんなところで婚活せずに周囲から探せ！」などということはありません。
でも、この本音を自分でわかった上で1対1でちゃんと向き合ったり、自分は上を見ているからどうやったら選んでもらえるだろう？っていう視点で活動をする必要があります。
あなたに無いのは出会いではなく、現状を認識して相手に受け入れられる努力かもしれません。
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