こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。
このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。
本日のテーマは「ギブアンドテイクに固執するから結婚できない」です。
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ギブアンドテイクに固執するから結婚できない
いつも炎上しがちなのが、交際前に食事代とかを奢るかどうかの話ですね。
男性側で奢るのが嫌という人がいて、その言い分は理解できなくも無いんです。
どんな言い分かというと「確かに良いなとは思っているけど、結婚できるかも分からない、ましてや交際してくれるかも分からない人にいくらもお金を出すのは辛い」という人ですね。
他にも、「婚活していたら毎週何人もと会うからお金が続かない」という意見もありますが、今回は「交際してくれるかも分からない人にいくらもお金を出すのは辛い」という思考になってしまっている人についてお話したいなと思います。
こういった考え方をする方というのは、「自分は相手に与えている」という考え方なんですね。
よく男性の中には「お前には1個貸しがある」とか「お前に借りができてしまった」と言う人がいます。何かしらをしてあげたら、返ってくることが当然と考える人ですね。
この考え方でいくと、おごってあげたんだから何かしらの見返りがあって当然だと思うのが彼らなのでしょう。
ただ、僕はこの考え方すごく嫌いなんですね。 何故なら「あなたにこれだけのことをしたのだから、その分返してほしい」と要求するとすれば、これは取引なんですよ。
友人関係や恋愛とは言いません。仕事です。お中元とかお歳暮でも送り合っているのでしょうか？ 恋愛においてGive and Takeに固執するとおかしなことになります。
これは恋愛に限らずですが、対人関係全般が本当はGive and Takeではありません。
例えば、親子の関係でも仮に親が子供に「私はあなたに毎日オムツを替えて、ご飯を作り続けて、これだけのことをしたのだから返しなさい」と言ったところで子供はどうすることもできませんよね。
親から与えられただけのことを子供が返せるはずがないですし、他人から見れば自分が望んで産んだ子供に対して見返りを求めるなんて、ものすごく小さい親のように思える。
そもそも親もそのようなことを子供に期待してはいないでしょう。このように家族のように親しい間柄はGive and Takeで語ることは出来ないんです。
これは恋人関係でも同じですし、親しい友人関係でも同じです。
本当に親しい間柄では相手に「してあげたい」と思う気持ちが生まれるので、そもそもそのような取引の考え方はありません。
僕が普段良くしてもらっている先輩はご飯に行ったら絶対に御馳走してくれます。
たまには僕にもご馳走させてくださいといったところで、「俺は良いから後輩にご馳走してやれ」というわけです。
だから僕の場合も、先に先輩にGiveしてもらっているから浮いたお金で女性にご馳走もできるし、後輩にもご馳走が出来ます。
みなさんもこうではないですかね？
じゃあ、先輩は人にGiveしまくって損じゃないか？と思うかもしれませんが、それは違うと思います。 多分ですが先輩も別の人から何かしら良くしてもらっているんですね。その良くしてもらった分を僕にGiveしてくれているわけです。
これを踏まえた上でもう1度考えてみましょう。
相手が女性でも後輩でも友達でもいいですが、一緒にご飯に行ったとしましょう。
その時にご馳走をしてあげて見返りを求めるとどうでしょう？ あなたもらい過ぎじゃないですか？
今まで親や先輩からこれほど与えてもらって恵まれた立場で、女性や後輩に奢れるくらい豊かなのにそれをせず、ひどいと見返りを求める。
それを婚活にも持ってきて「先が分からない女性になど奢りたくない」と言い出したら、あなたは立派なTakerですよ。
あんまりこういう言い方は好きでは無いですが、世の中ってちゃんと上手く出来ていて、もらいすぎて誰にも与えていない人には良いことが無いように出来ているんですよ。 あなたの婚活が上手くいかないのはケチだからではありません。人からもらい過ぎなんです。
そしてね、ご飯をご馳走になって何もお返しがない女性なんかそんなにいないですから。
みんなだいたい次のデートはご馳走してくれたりとか、なにかしら手土産をくれたり気を使ってくれますよ。
そして、なにも返して来ない女性がいたらその人はTakerなのでさっさと切ったほうが良いだけの話です。
そもそもですが、「この人だったら見返りはいらない」なんなら「騙されても良い」って思えない女性とデートしても楽しくないですよ。
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