結婚してどんな生活を送りたいですか?

長野結婚相談所En:courage(エンカレッジ) 婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「結婚してどんな生活を送りたいですか?」です。

 

 

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面談中に必ず確認すること

会員さんの面談している時に僕が聞くのは「結婚後にどんな生活を送りたいか?」ということです。 特に女性に確認しています。なぜなら未だに日本の場合だと結婚後にライフスタイルが変わる度合いは女性の方が多いからです。 どんな人と結婚したいかの前に、住む場所にこだわりが無いのか、子育てはどうしたいのか、親の介護はどうしたいのか、仕事はどんな形で続けていきたいのか。

これをすり合わせる前に真っ先に「こんな人と結婚がしたいです」と言われたところで、正直相手の男性を探すのが難しいからです。

例えば親の介護を考えなければいけないと考えているから住む場所は実家のあるA市が良い。と考えていたとしますよね?そんな女性に対してはどんなに条件が良くてもB市に持ち家を持つ男性は紹介できないわけです。

自分の送りたいライフスタイルに合わせて会う相手を探していかないと満足の行く結婚は出来ません。

自分がどうしたいか分かっていないと必ず迷走する

今から話を分かりやすくするために、有名なお話をパクって婚活仕立てにしたいと思います。 知っている人は生暖かい目でお付き合いください。

舞台はメキシコのとある漁村です。
ある漁師が漁から帰った時にちょうど、有名大学でMBAを取得したコンサルタントがやってきました。 コンサルタントは漁師に聞きました。
「まだ日は高いのに、こんなに早く漁を切り上げて帰ってどうするのですか?」
すると漁師は答えます。
妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインをたしなみながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。
それを聞いたコンサルタントはまた質問する。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益が出るではないですか。」

漁師は不思議そうに答えます。
「それで?利益が出たところでどうするんですか?
コンサルタントは焦れったそうに言います。
「次は都会のレストランに直接納入しましょう。そうすればさらに大きな利益が生まれます。そうしたら、ビジネスはどんどん大きくなります。」

「で、それはどれくらいかかるんですか?」
15年~20年くらいかかると思います。」
「そんなに時間をかけて会社を大きくすれば大金持ちですね。でも、そのあとはどうするんです?」漁師はさらに聞いた。
「そしたら悠々とリタイヤできます。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れますよ。」

漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。
そんな生活なら、もうやってますが…

というビジネスジョークですね。自分の送りたい生活を忘れて、全然違うことを頑張っている人は案外多いです。
多分このコンサルタントの言う通りに漁師が動いていたら目標の生活にたどり着くまで20年くらいはかかりますし、途中で事業に失敗したら元の生活すら送れないでしょう。
そして、そもそもこの漁師は既に理想の生活を手に入れていたわけです。

このお話で出てきたコンサルタントのように、「どんな結婚生活を送りたいか」という目標を忘れて、「どんな人と結婚したいか」ということに比重を置いて婚活している人が本当に多いです。

「この人本当に素敵な人なので交際してみたいです」
「え?この人確かにカッコいいし収入も高いけど、転勤が多い職種だよ?あなたは結婚後もキャリアを続けたいんじゃないですか?
「でも、この人以外に素敵な人がいないんです」
「じゃあ、結婚してから男性の転勤が決まったら、一緒についていくか別居するかになります。一緒についていくなら仕事は辞めないといけないです、もし別居をする場合、子供がいたらあなたが仕事をしながらワンオペで育児する可能性が高いけど大丈夫ですか?
「えぇ〜それは困ります」

もうね、新しい人を選ぶ度にこのやり取りが発生するんですよ。
僕は仕事だから良いですが、毎度このやり取りをされる会員さんとしても時間の無駄じゃないですか。 それに毎度自分の選んだ人を否定されるみたいで。

何でこんなことが起こるかと言えば、あなたの希望条件とあなたのライフスタイルが合っていないんですよ。
それがどうしてかと言えば、始めに言ったように「結婚後にどんな生活を送りたいか」→「どんな人と結婚したいか」という順番で結婚相手を選ぶのが通常です。
にもかかわらず、「どんな人と結婚したいか」を先に考えてしまい、「どんな生活を送りたいか」ということがゴッソリ抜け落ちてしまっているからです。

勘違いしてほしくないのですが、今僕は妥協をしろという話をしているわけではないですよ。
むしろあなたに対して、「あなたの生きたいライフスタイルを妥協してでもこの人と結婚したいですか?」ということを聞いています。

そうなってくると、先に結婚相手に求める条件を決めても仕方が無いんですよ。 年収はいくらで、学歴は大卒で、長男以外で、身長は170以上で…なんてラーメンのトッピングのようにおっしゃる方がいます。
僕は1つ1つ「それはどういう理由ですか?」というのを聞いていきますよ。
本当に将来を見据えて婚活しているのかな?って確認します。

先程話した、結婚後のキャリアを優先させたい女性であれば、正直今挙げた条件はそこまで重視する必要はないんです。

あればあっただけ良いですが、そこに拘るとただただ婚活が長期化しますので。
重要でもない条件に拘って、お互いに婚活を長引かせることは本望ではないかと思います。

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