【結婚相談所代表が教える】結婚相談所でしつこい勧誘に遭ったらどうすればいい?

入会について

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

結婚相談所の説明を聞きに行ったんです。帰ろうとしたら4、5人に囲まれて入会を迫られました。そして怖くなってサインをしてしまったんです。
他にも色々検討して決めたいのに…
それにしてもこんな強引なところでは活動したくないです。

あらら…
強引な勧誘に負けてしまったのですね。
でも、大丈夫です。
たとえ契約してしまったとしても、「クーリングオフ制度」を使えば、契約から8日以内であれば無条件で解約OKですし、お金も返ってきます。

今から詳しく説明しますね。

この記事を読むと…

  • 結婚相談所の契約はクーリングオフで無効になると分かる
  • クーリングオフが適用できれば支払ったお金は全て戻る事が分かる
  • 多くの結婚相談所は無理な勧誘はしないことが分かる
  • 契約時にクーリングオフの説明をしない結婚相談所は危ない

 

結論:クーリングオフすれば全て解決

安心してください。こんな悪徳業者がのさばらないように、法律でクーリングオフという制度が定められています。

 

クーリングオフとは

クーリングオフとは、特定商取引法という法律によって定められおり、「消費者を保護するための制度」です。

このクーリングオフを制度を使うと、サービスの契約から8日以内であれば無条件で契約を無効にすることができます。

例えば、訪問販売で自宅に長時間居座られ、「契約するまで帰りません」という営業をされたり、マルチ商法のように複雑で理解しにくい商品を買わされたり、消費者は冷静に判断できずに契約してしまうこともあります。

このような場合のために、クーリングオフがあるのです。

(そもそもいらないものを契約する消費者が悪いのですが)

 

結婚相談所もクーリングオフが可能

当会は5万円以下の初期費用ですが、結婚相談所は初期費用で10万円以上支払うところが多くあります。
消費者にとってはすぐに出せる金額では無いため、様々な相談所やサービスと比較して選択する必要があります。

ですが、契約前に入念に下調べや説明を聞くなどをしておいたとしても、実際に入会してみると話が違うということもあるでしょう。

違和感があって契約を解除したいと思った時は必ず契約から8日以内にクーリングオフを申し出るようにしましょう。

 

結婚相談所にも悪徳業者がいる

そもそも特定商取引法は悪質な訪問販売、マルチ商法、強引な電話勧誘をする悪徳業者から消費者を守るための法律です。

不本意なことに結婚相談所はその悪徳業者のいる業界のくくりにされています。

実際に悪徳な営業をしている相談所は普通にあります。例えばみなさんも知っている大手の結婚相談所「ノッツェ」が消費者を長時間引き止めて勧誘を行ったとして、経産省から業務是正指示を受けています。(記事はこちら)

腹立たしいですが結婚相談所業界にも悪徳業者がいますので、消費者側の皆さんもよく吟味してくださいね。

En:courageではクーリングオフ可能?

当会En:courageでももちろん契約のクーリングオフは可能ですし、契約書にも下記のように赤字で分かるように記載しています。

そして、契約時は契約書の読み上げと内容の説明も行いますので「隅っこに小さい字で書いてあるから分からない」なんて事は絶対に有りません。

当会に限らず真面目に会員と向き合う結婚相談所は必ずクーリングオフの説明をしています。

むしろクーリングオフの説明もなく、契約書にも記載の無いような相談所であれば、消費者保護の意識も低いため入会しないほうが良いかもしれません。

対処法

では今回のように勧誘が厳しくて困ってしまった場合、質問者さんはどうしたら良かったのでしょうか?

  1. 強引に振りほどいて帰る
  2. 適当に契約してその日のうちにクーリングオフの通知を特定記録郵便で送る

このどっちかで解決です。
少々厳しい事を言いますが、力ずくで逃げて身を守るか、勉強して物事に望むか。
世の中で起こる問題はこのどちらかで解決するしか有りません。
このどちらかを自分でできない人は、たとえ家族ができたとしても、家族なんて守れません。

 

そもそもまともな相談所なら無理な勧誘はしません

当会の1番の入会条件は結婚に前向きな人

当会の入会資格にも記載しているのですが一番の条件は「結婚に前向きな方」なんです。
そう、そもそもやる気がないなら当会には入会できないんですね。
恐らく他の会もそうだと思います。

ですので入会面談中に「この相談所は無理だ」と思えば席を立ってもらうのは全く問題では有りません。

ちなみに、当会は事務所を持ちませんので、契約書を交わす入会面談は外の喫茶店等を使用します。
逃げようと思えばいつでも逃げられますので安心してください笑。

 

クーリングオフは真面目な相談所からすれば迷惑な制度

当会のように真面目にビジネスをやっている相談所は強引な勧誘をしないことは先程もお話した通りです。

そんな僕らみたいな真面目な相談所からすればクーリングオフは非常に迷惑な制度なんです。

だって勧誘もしないし、結婚する気が無い人は入会させない説明もして、いつでも帰れるようにしているんです。
ここまでして、(大人が)自分の意思で契約しておいてクーリングオフなんてどう思いますか?

法律で定められているからみなさんやっていますが、良心的な多くの相談所からすると迷惑なシステムなんです。

 

まとめ:クーリングオフは有るけど…

消費者保護の目的でクーリングオフはありますので使用するのは自由であることはお話しました。

しかし、結婚相談所に来るのであればあなたも勉強が必要です。
「強引に勧誘されました」なんて受け身な事を言っていないで、法律を知っていれば防げるということを知っていてください。

専門家ではないので全ての法律に精通する必要は有りませんが、せめて自分が関わるものについては理解しておくと良いでしょう。

「それを言っちゃおしまい」ということを言いますが、そもそも勉強もしない。理不尽な勧誘にNOも言えない。消費者根性丸出しな人は、大切な家族を守らなければいけない家庭生活は正常に営めないですよ。
ここらでマインドをしっかり持ち直してくださいね。

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