こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。
このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。
本日のテーマは「交際期間が短くて決められない!?そんなもんは幻想だから早く腹を決めましょう」です。
先日こんなツイートをしました。
そしたら、結構反応があったんです。
そういうのって男性にありがちな考え方なんですよね。
今日は長い交際期間は無駄な件について考察していきます。
あ！ちなみに僕は交際期間が短いほうがいいと思っていますのでその観点から話しますよ〜
(僕も妻とは2年以上交際してから結婚してるし、結婚もそんな早く決められなかったなんて言えない…)
みんなの平均交際期間はどのくらいなの？
ゼクシィが行った結婚トレンド調査というものがありました。
付き合い始めてから結婚するまでの期間は下記のとおりです。
1～2年未満：27%
2～3年未満：24.4%
3～4年未満：15.6%
4年以上：33%
付き合い始めてから結婚するまでの期間の平均は3.2年間ですし、7割以上の人が2年以上の交際期間を経て結婚しているという結果となりました。
そりゃそうですよね。
周りがそうであればきっと「交際期間」が長いほうが良いというアドバイスが婚活者にも飛んでくるかと思います。
実際に僕も結婚相談業を始めるまではこの考え方でした。
ただ、いろいろなカップルの話を聞いているうちに考えも変わってきまして…
最近では婚活も恋愛も短期決戦がおすすめです。
ちなみに僕の相談所ではお見合いで知り合ってから成婚退会までの期間は半年以内と定めています。
今回は結婚するまでの交際期間について考察していきます。
何で決められないか？
まずは多くの男性が考えている。「何故決められないか」について解説していきますよ。
相手を知らない
何で決められないか？その1つ目の理由は相手をよく知らないからです。
普通の恋愛であれば、年収はいくら？であったり、家族構成であったり、信仰している宗教であったり、様々なことが聞きづらいですよね。
下手をしたら結婚するまで聞けないようなデリケートな話題もありますし、実際結婚してそれを聞いて破局になってしまったなんてことがあります。
これだけを聞いてしまうと、「やっぱり長い期間が無いと相手を知れない」と思ってしまいますよね。
でも、それはお付き合いの方法が違うから。
自由恋愛であれば、相手の欲しい情報はそんなにすぐには入ってきません。
ですが、結婚相談所は違います。
年収、家族構成、信仰している宗教など、結婚前に知りたくなるような情報は当たり前のように、会う前に知る事ができます。
多分普通にお付き合いしていればこれだけの事を聞き出すのには相当な期間が必要ですよね。多分1年はかかるのでは無いでしょうか？
(聞くのは簡単だけど、答えてくれない可能性もありますからね。)
覚悟が決まらない
次の理由としては覚悟が決まらないということ。
特に男性であれば考えるのですが、「一生相手を養っていく覚悟」を持てるかどうか。
ただなんですけどね、これって1年付き合おうが2年付き合おうが覚悟って決まらないものなんですよ。
ここで断言したいのは期間が長いからと言って覚悟が決まるわけでは無いんですね。
これはもう、自分で腹を決めるしか無いんですよ。
周りの既婚者に聞いてみてください。
多分大半の人が結婚決める時はほぼ流れとか勢いって言いますから。
そして実際に僕だって半分勢いです。
運命の人は1人と決めつけている
先程、半年で結婚を決めるのは難しいし、1年経っても決まらない、2年経ったって同じ。
そうやっていつまでも踏み切れない人を見ていて思うんですが。
運命の人は1人しかいないって決めつけていませんか？
ただね、残念ながら、ぶっちゃけ運命の人は何人もいます。
運命の人はたった1人って思って探しているから決められないんです。
多分今あなたがAさんと結婚しようかBさんと結婚しようか迷っていたとします。
あなたが迷うくらいなので、Aさんと結婚してもBさんと結婚しても楽しい将来、幸せな将来は手に入るんです。
考えすぎてしまう人は「2人で迷うってことは両方とも本当に好きな人ではないのかも知れない。もっと好きな人が現れるのでは？」と考えてしまいがちです。
あなたが迷うということはきっと2人共素敵な人なのです。
運命の人に出会えないのではなく「決められない」だけなんです。
交際期間が長くたって別れる
交際期間の長さが結婚への条件と思っている人もいるかと思いますが、実はそんな事は無く交際期間が長くても別れてしまうパターンがあります。
むしろ交際期間が長いほど僕の周りでは上手くいかないカップルが増えます。
情で付き合うだけ
人間は不思議なもので、長い間時を共にするとだんだん情が生まれてきます。
「結婚するほどじゃないな」なんて思いながらでも一緒にいるのは情があるからかもしれません。
しかしながら、この情で付き合ってしまうと結婚に至る可能性はグンと落ちます。
なぜなら、1年以上の長い期間一緒にいて「この人好きだなぁ」って瞬間が1度も無いのであれば、これから先も思うことが無いからです。
これはほとんど断言してもいいレベルです。
ですので、長期でお付き合いしている場合は自分が好きで付き合っているのか、ただ情で付き合っているだけなのかを整理したほうが良さそうです。
男女の付き合いでは長くなればなるほど「お金」「時間」「出会いの機会」が失われていきます。
好きでもない相手に対してこの大切な3つを浪費されてしまう状況は避けたほうがいいと思います。
意外と浅い付き合い
もう一つは期間に対して付き合いが浅いパターンです。
こんな事はありませんか？
1年以上も付き合っているのに相手の親にも会ったことが無い。同居の希望が分からない。お金の価値観も分からない。
結婚をする上ですり合わせないといけないことは意外とたくさんあります。
だけどどうでしょうか？上記の3つはその1部ですが、その1つでもすり合わせしていますか？
付き合いが長いカップルってこういった浅い関係をダラダラと続けてしまう人が案外多いです。
そしていざ結婚の段階になってそういったすり合わせを行った際に気がつくんです。
「あれ、この人の価値観全然受け入れられない」
そうしたらもう向かう先は破局ですよね。。。
もう、貴重な2年3年も使って何をしてるんですかって話です。
まとめ：結局は腹を括るしかありません
多分ここまで話を聞いていたあなたは思うはずです。
「そうは言っても相手のことをちゃんと知った上で結婚したいし、それには時間がかかるんです。」
ただね、そんな事幻想なんですよ。
どんなにすり合わせていたって結婚したら思っていたのと違うことはたくさんあります。
ひょっとしたら病気になってしまうかもしれないし、事故で歩けなくなってしまうかもしれません。
だからこそ腹を括るしか無いんです。
「状況が変わってしまったらどうしよう？」では無いんです。
状況が変わってもこの人と一緒にいようと腹を括るのが結婚なんです。
腹を括れないと結婚は一生出来ません。
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