仲人が「とにかくお見合いを申し込め」と言うのは根性論ではありません

婚活講座

こんにちは。
長野市で結婚相談所En:courage(エンカレッジ)の代表をしている宮下です。

このブログは婚活中の皆さんが疑問に思うことや不安に思うことを解消してもらうために書いています。

本日のテーマは「仲人が「とにかくお見合いを申し込め」と言うのは根性論ではありません」です。

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仲人が「とにかくお見合いを申し込め」と言うのは根性論ではありません

皆さん婚活は順調に行っていますか?

おそらくこの記事を読みに来ているという事は、少なくとも何かしら婚活についてうまくいかなかったり、不満を持ったりしている人がほとんどだと思います。

特に今回の記事を読んでいると言う事は、婚活がうまくいかないにもかかわらず、仲人さんが適切なアドバイスをしてくれない
もっと言うと、「どんどんお見合いを申し込みなさい」と言われるだけで、具体的なアドバイスがもらえずに、苛立ちを覚えている人がほとんどだと思います。

確かにちゃんとアドバイスもしてもらえずに、「お見合いを申し込め」とだけ言われても納得がいかないですよね。
令和になってまでまだ昭和の根性論を引き出してくるのかよと思っている人も多いかなと思います。

「とにかく申し込め」と言われても根性論にしか聞こえない人が多いらしいです。
僕からするとなぜこれが根性論なのか理解できないのですが…
今日はあなたの仲人がなぜ「とにかく申し込め」としか言わないのかを解説したいなと思います。

一応断っておくと、会員さんによってはとにかくお見合いの申し込みをした方が良いという人もいますし、もうちょっと身だしなみとか別の所を改善してからお見合いに挑んだ方が良いという人もいます。

そして、仲人さん自身がよく分かっていなくて、ただただ申し込めと言っている場合もあるよということもあるにはあります。

ただ、「とにかくお見合いを申し込め」と言われた人に大体当てはまっている話なので、心当たりがあるなぁと思う人は直してみたらどうでしょうか。

婚活も数式で考えよう

さて、本題に入りますが、話をわかりやすくするために皆さんこの式はご存知でしょうか?

成果=インプレッション× CTR × CVR

ブログを書いている人であったり、マーケティングをしている人であれば、ご存知な式かと思いますが、ほとんどの人は知らないと思いますので解説します。

これは、マーケティングにおいて成果を高めるための公式です。

例えば、あなたがブログを運営しているとしましょう。

インプレッションはGoogleとかで検索をした時に、検索画面にブログが表示される回数のことです。 CTRはクリックスルーレートの略で、検索結果を見てくれた人の中からブログの記事をクリックしてくれた人の割合です。
最後にCVRはコンバージョンレートの略です。ブログ見に来てくれた人の中で、あなたの記事にいいねをしてくれたり、コメントをしてくれたりしてくれた人の割合です。

一見難しそうですけれども、言葉にしてみると分かりやすいですよね。

成果を上げるためには、この3つの数字を限りなく高めてあげる必要があります。 これを婚活に当てはめると、仲人がなぜ「たくさん申し込め」と言うのかについて理解がいただけるかなと思います。

例えば、先程の式で挙げたインプレッション、これを婚活に当てはめるとお見合いの申し込みをして、相手の会員画面に表示された回数としましょう。

次にCTRは、その申し込み画面を見てお見合いを受諾される割合としましょう。 CVRは、お見合いをした中で交際に進む割合としましょう。

こうしてみると、この3つの数字のうち、どれか1つが0であれば成果は出ないです。 掛け算だから当たり前だと思います。

では、あなたが結婚相談所に入会して交際相手が一人もいない状況であったと仮定して、交際成立という成果を出すためにはどのように動いたら良いでしょう?

仮に、お見合いを申し込んで、その申し込みを受諾してもらえる確率が10%、交際を受けてもらえる確率が10%だとします。

この数字だとしたら、100人に対してお見合い申し込みをすれば、そのうちの10%である10人とお見合いができます。
そして交際を受けてもらえる確率が10%なので、お見合いをした中の1人と交際が成立する可能性があります。

ただ、お見合いの受諾率が10%、交際が成立する率が10%の場合、お見合いを申し込む人数が10人だったら掛け合わせていくと1にならないですよね?

こうすると交際が決まらないです。

だから、仲人さんは「たくさん申し込め」と言うんです。

相手の画面に表示される回数、受諾率、交際率。このうちどれかを上げることを考えると、相手の画面に表示される回数を増やすほうが簡単ですよね?

受諾率と交際率を上げるという方法もあるのですが、先に手を付けるべきは相手の画面に表示される回数です。

もちろん最低限の身だしなみや会話が出来ていないと、先に進んだ受諾率や交際率が0%になるので、場合によっては先にそっちから直す必要があります。

ですが、成果が出ていない状態、交際が成立していない状態で「なにか改善点は?」と聞かれたって改善のしようがないんですよ。

「いやいや、これじゃダメだろ…」って思うような人でも、お見合いが決まったらその後もスッと交際→結婚って決まるような事もありますので、まずは会ってもらわない事には何も始まらないわけです。

手を入れなくて良いのであればその方がお互いに一番ラクなんですよ。

 

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